① 中期経営計画(T.RAD-12)――目指すべき姿と企業ビジョン
当社は、2023年3月期から2026年3月期までの4か年を計画期間とした新中期経営計画(T.RAD-12)を策定致しました。
② 企業ビジョンに基づく基本戦略
③ 業績目標
第12次中期経営計画(T.RAD-12)の目標項目達成による収益力強化及び積極的な投資政策により、連結自己資本比率を40%以上に維持しながら、連結ROE 10%を目指します。
④ カーボンニュートラルに向けた取り組み
当社は、2050年にカーボンニュートラル、足元ではCO₂の削減目標を3%/年として、2030年には2021年比で27%削減することを目標にしております。
活動としましては、当社が直接排出するCO₂(Scope1)や、供給されたエネルギーを使用することで間接的に排出されるCO₂(Scope2)につきましては、エネルギー効率の高い設備、太陽光発電、地下水と熱交換器を利用した空調システムなどを順次導入してまいります。
また、材料・部品製造、物流、廃棄・リサイクルにおいて排出されるCO₂(Scope3)につきましては、熱交換器の主な材料であるアルミニウム材の製造過程でのCO₂排出量を削減すべく、グリーン材料の採用、リサイクル材料の開発、製品の小型化・軽量化を推進してまいります。
以上の施策を実現するために、当社は、新たにカーボンニュートラル推進室を設置いたしました。
⑤ DX推進について
当社は、多様化する顧客ニーズへの迅速な対応とカーボンニュートラル推進のためにDX推進が、重要な施策と位置付けております。
具体的には、
・設計・生産性及び業務効率の向上
・投資や経営改善意思決定の迅速化
・新機種立ち上げのスピードアップ
・営業戦略立案サポート、技術、ナレッジも伝承等の経営課題解決となります。
当社DXの全体構想として、システム同士を連携させ、あらゆるデータを収集・一元管理することにより、ユーザが当該データの分析により、気付きを得て、様々な経営課題解決のための判断や戦略・施策立案に集中できるサイクル構築を目指してまいります。
また、仕入先ポータルを活用し、取引先への情報共有を図るとともに、これらのシステムをパッケージ提供することにより、DXの輪を拡大し、社会に貢献してまいります。
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