当社グループの研究開発は、当社技術部が担当しており、「クルマの電動化・軽量化に対応した新加工技術の開発により、お客様満足度向上を図る」という方針のもと、得意先の開発に初期段階より参画し研究試作品を提供することはもちろんのこと、得意先の困り事や課題解決に対し当社の技術力をベースとした工法提案を行うことで得意先の製品開発に貢献することを継続してまいりました。また、インサートモールド品(鉄部品を樹脂射出によるギヤ成形部品)の得意先へのプレゼンも行っております。その結果、自動車の電動化に伴う製品の引き合いも増加しており、冷間圧造加工・後工程の自動切削加工や熱処理・研削などを一貫して生産できる強みが認められ、北米向け電動パーキングブレーキ部品の受注につなげることができました。
技術開発の戦略的取り組みとして、圧造・転造加工によるネットシェイプ化、耐熱・耐食ニッケル合金やステンレスなどの難加工材の加工技術開発や部品の軽量化に向けた工法開発などを推進中であります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、
(当社グループは単一の事業セグメントにより構成されているため、研究開発活動の状況及び研究開発費の金額についてセグメントに関連付けて記すことはしておりません。)
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