研究開発活動

5 【研究開発活動】

当社グループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度における研究開発費は35百万円です。また、セグメントごとの研究目的、主要課題、研究成果及び金額は以下のとおりです。

 

(1) 鋼管関連………

 プラズマ溶接による造管を実施しました。溶接部の酸化防止、不活性ガスの噴出方法、溶接欠陥の抑制など対策を実施しながら、試作テストや設備改善により安定的に生産する方法を検討しました。

 現生産品種における問題解決や歩留まり向上、溶接部の安定性向上に向けて、ロール解析ソフトを使用しながら、設計技術、技法を活かして改善につなげられる様、技術の確立を目指しました。

 製品キズ対策の一つの方法であるフリーロール採用技術についても実績を積み重ね、技術の確立を強固なものにして安定稼働につながるようにつとめました。

 TIG溶接における溶接条件のパラメーターのモニタ及びデータ採取を実施し、製品の品質状態とリンクしたデータの採取方法を模索しました。不良原因の解析や原因追及が可能なシステム構築を目指しました。

 二相ステンレス鋼製品において、大型サニタリー設備部材に対応するためのサイズの製品を生産する設備の開発を行いました。

 当セグメントに係る研究開発費は33百万円です。

(2) 自転車関連……

 リム・ホイール関連では、トラック競技用ディスクホイールにおいて、CFD解析により空気抵抗が最も少ない形状を導き出し、高品質かつ軽量なカーボンファイバーを使用した新モデルを開発しました。その結果、世界大会において複数のゴールドメダリストが誕生し、当社製品の性能の高さをアピールすることができました。

 完成自転車においては、スポーツ用電動アシスト自転車の市場調査を行い、他ブランドとは異なる、中高年をターゲットとした「旅」を意識した電動ツーリング自転車の開発活動を行いました。

 当セグメントに係る研究開発費は1百万円です。

(3) その他…………

 福祉機器関連では、高齢者や障害者の安全・安心等、役立つ商品開発に取り組みました。

 当セグメントに係る研究開発費は0百万円です。

 

 

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