当連結会計年度の研究開発活動は、主に連結子会社であるMatsuya R&D(Vietnam)Co.,Ltd.のMICが中心となり、縫製の自動化・省人化・省熱化を推進することを目的としてAIソーイングロボット、画像AI検査システム、ドライバー席用エアバッグ縫製自動機、ドローン用エアバッグ等の開発を進めております。
研究開発体制としては、当社とMICが密接な連携・協力関係を保ち、効果的かつ迅速的に活動を推進していきます。当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は
主な研究開発活動としましては、次のとおりであります。
・AIソーイングロボット
双腕ロボットと画像処理システムを導入した縫製装置を開発しております。
関連特許を日本及びアメリカでは取得済みであります。
特許名:Sewing device and sewing method(縫製装置及び縫製方法)
米国特許番号:US 10,815,594 B2
・画像AI検査装置
エアバッグやカーシートの品質検査に使用することを目的として開発中であります。
・ドライバー席用エアバッグ縫製自動機
独自開発した画像認識カメラを搭載したものを開発しております。
・ドローン用エアバッグ
配達用ドローンなど市場の拡大に伴い、安全装置としてドローン用エアバッグの需要が見込まれている状況の中で実用化に向けて引き続き開発を行ってまいります。
・生産管理システムソフトの開発
生産現場における不良対応によるコストを削減できるようデータ化できるシステムを開発し現在は販売開始に至り運用を開始しました(2022年2月16日適時開示)
・自動ボビンチェンジャーの開発
・ラベルチェッカーの開発
既存に流通しているラベルチェッカーよりも詳細にみることができるチェッカーを開発中であります。
・3D縫製ロボットの共同開発
オムロン㈱との共同開発による伸び縮みのある柔らかい素材の縫製を実現する技術の検証を目的とした3D縫製ロボットの共同開発を開始しました。(2022年1月24日適時開示)
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