当社は、企業理念「誠心誠意 お客様のお役に立つ愛される企業」のもと、「ココロ躍る未来を創造するICTデザインパートナー ~これからの時代変化を捉えICTを通じてお客様とともに成長するビジネスパートナーを目指します~」を経営ビジョンに掲げ、ステークホルダーへの約束・使命として4つのミッションを策定しております。
<ミッション>
お 客 様:お客様とともに未来を見据えお客様の企業価値向上に貢献します。
社 員:当社の社員であることに誇りを持ち、働き甲斐をもってイキイキと働ける企業を目指します。
パートナー:ビジネスパートナーとともに固い信頼を結び合い、成長・発展する関係を築きます。
株 主:安定的な利益還元に努めるとともに、迅速かつ適切なディスクロージャーにより経営の透明化を
図ります。
「ネットワーク」「情報ソリューション」「ファシリティ」の3つの事業を柱にお客様にとって価値あるサービスの提供を追求し、環境に配慮した経営を行うことにより社会に貢献するとともに業績の維持・拡大を図り一層の企業価値向上を目指してまいります。
当社は、2022年度を初年度とする第2期中期経営計画FuSodentsu Vision 2024を策定し「80周年さらには100周年に向けたInnovation Challenge」をスローガンに掲げ、当社の得意分野を強化するとともに、新分野・新領域で新たなビジネスの創出を目指し、企業価値の向上と持続的な成長に取り組んでおります。
目標とする経営指標については、持続的成長の実現を目標としており、成長性、収益性について売上高、営業利益、営業利益率を重点指標としております。
第2期中期経営計画 FuSodentsu Vision 2024 (FSV2024)
80周年さらには100周年に向けたInnovation Challenge
<基本方針>
1.主力ビジネスの拡大
■ 業務ノウハウを活かしたビジネスの拡大(自治体ビジネス、防災・減災ビジネス、ヘルスケアビジネス)
■ 新たなネットワークビジネスの推進
■ 自社技術力を活かしたパッケージビジネスの強化
■ セキュリティビジネスの推進
2.サービスビジネスの強化
■ 売上の平準化と安定的な収益の確保
■ 新たなサービスモデルの創出
3.新分野・新領域への挑戦
■ クラウドやIoTを活用したDXビジネスの事業化
■ ビジネスアライアンスやM&Aを活用した事業領域の拡大
4.経営基盤の強化~人を活かす経営の推進~
■ 新人財育成制度による技術力の向上とDX人財の育成
■ ダイバーシティの推進と働き方改革の強化
■ 健康経営の推進
■ ガバナンスの充実
<数値目標>
第2期中期経営計画の最終年度(2024年9月期)における数値目標
また、サステナビリティ経営推進のためSDGsに関する取組方針を策定し、持続可能な社会の実現に向けて環境・社会・ガバナンスの観点から8つの重要課題(マテリアリティ)を特定いたしました。当社の持続的な成長とSDGsが目指す社会の実現に貢献してまいります。
8つの重要課題(マテリアリティ)と活動目標
新型コロナウイルス感染症による社会変化が続いている中で、ビジネスモデルを変革するDX投資、業務効率化や生産性向上を目的としたシステム投資の根強い需要から企業の戦略的IT投資は堅調に推移しております。このような環境の中、第2期中期経営計画「FuSodentsu Vision 2024 (FSV2024)」の達成に向けて、引き続き最大の資産である人財育成に注力するとともに、以下に掲げる経営課題に取り組んでまいります。
人財の育成と確保
人財の育成は、企業理念である「誠心誠意 お客様のお役に立つ愛される企業」のもと「自立型人財の育成」を基本方針とし、ソリューションビジネス(問題解決型提案ビジネス)を実施する上で重要な「自立性」を養ってまいります。提案力強化に向けた人財育成として、DX検定にも積極的に取り組み、スキル認定制度を製造部門に加え営業部門および管理部門にも拡大し社員の能力開発、モチベーション向上を図ってまいりました。また、ダイバーシティの推進に関連する研修や階層別研修の充実、シニア社員の活性化・意識改革のためのライフプラン研修を継続し、人財育成制度の整備を進めてまいります。
お客様満足度の向上
当社は、お客様に対して最適なサービスを常に提供していくことを目的として、定期的にお客様満足度調査および営業職の販売活動の動向に関する調査を実施し分析しております。なお、調査にあたっては外部の専門調査会社に委託し統計学的な手法等を用いて分析し、販売活動へのフィードバックに努めております。
これらの調査を重ねて分析することで、より一層のお客様のニーズにあった販売活動の向上を目指してまいります。
新技術・新分野へのチャレンジ
5G、sXGP、クラウドPBXなどの新技術へ積極的にチャレンジし、安心で持続可能な成長社会に貢献するとともに、ユーザー視点に立ったサービスの開発(デザイン思考)を取り入れ、ビジネスモデルを変革するDXなど、お客様のお役に立つ業務コンサルティングから製品・サービスの新規企画・先進モデルの提案を進めてまいります。また、主力ビジネスの業容拡大や新分野へのチャレンジに向けて、アライアンスやM&Aなども検討してまいります。
プロジェクトマネジメント管理の強化・徹底
プロジェクトの円滑な推進については、プロジェクトマネージャーの育成を推進し、スキル強化を図るとともに、要件定義フェーズでの合目的性を追求し設計品質を高めていくことなど、企画から開発・運用までリスクマネジメントの徹底を図ってまいります。また、アシュアランスチームによる進捗管理の徹底を図り仕損撲滅に努め、収益性の向上を図ってまいります。
内部統制の強化
「財務報告に係る内部統制報告制度」に的確に対応するため、業務手続の有効性や実効性を自らがチェックする内部監査機能の充実に努めるとともに、全役職員一同全力を尽くし法令遵守の徹底に努めてまいります。
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