研究開発活動

5【研究開発活動】

当社グループの研究開発活動は、光学開発センター及びR&D技術センターが研究開発、光学開発技術、レンズ加工技術、コーティング/フィルタ技術、アクチュエータ技術、樹脂成形/金型技術といった基幹となる各要素技術の開発を行い、製品開発については各事業本部の技術部門が行っております。

当連結会計年度における研究開発費は5,028百万円となりました。各セグメント別の研究開発活動の成果は以下のとおりであります。

(写真関連事業)

写真関連事業では、当社としては初のAPS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応の交換レンズとして、大口径標準ズームレンズ 17-70mm F/2.8 VC RXD (B070)、大口径超広角ズームレンズ 11-20mm F/2.8 RXD (B060)、高倍率ズームレンズ 18-300mm F/3.5-6.3 VC VXD (B061)を製品化し、18-300mm F/3.5-6.3 VC VXD (B061)については当社としては初の富士フィルムXマウント用も製品化いたしました。フルサイズミラーレス一眼カメラ対応の交換レンズにおいても超望遠ズームレンズ 150-500mm VC VXD (A057)、大口径望遠ズームレンズ 35-150mm F/2-2.8 VXD (A058)、大口径標準ズームレンズ28-75mm F/2.8 VXD G2 (A063)の製品化を行いました。このような結果、当事業に係る研究開発費は3,432百万円となりました。

(監視&FA関連事業)

監視&FA関連事業では、都市監視も含めた旺盛なセキュリティ需要、製造業の高度化・効率化推進による底堅いFA/マシンビジョン等の需要等を見据え、様々な用途での高画素等のニーズに対応すべく、各種レンズの開発を行い、カメラモジュールの開発も進めました。このような結果、当事業に係る研究開発費は1,154百万円となりました。

(モビリティ&ヘルスケア、その他事業)

モビリティ&ヘルスケア、その他事業では、高い市場成長が今後も見込まれる車載用レンズにおいて、特に需要が見込まれるセンシング用途のレンズ開発に注力すると共に、今後の事業拡大を目指す医療分野での要素技術や製品開発を進めました。このような結果、当事業に係る研究開発費は441百万円となりました。

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