当社は「品質方針」「環境方針」に基づき、安心、安全な商品をお客様に提供することをテーマに研究開発活動に努めております。
内装建材事業の研究開発においては、塗装表面に抗ウィルス性能を持たせたカウンター、階段手摺りを手掛け、手に触れる安心感をコンセプトとした商品開発を行いました。階段の新商品の一つであるスチール製オープン手摺りユニットにおいてはシンプルなデザインの「シンプルタイプ」を発売いたしました。部材のひとつである縦桟や横桟を省いたオーソドックスなリニューアルではありますが、シンプルモダンのトレンドに合う、すっきりしたデザインに仕上がっております。
岐阜県産材への取り組みを進めているなか、当社の事業拠点である美濃加茂市の里山から伐採された「あべまき」の活用について、同材は良材が少ないため集成単板として活用することを検討し、同じく岐阜県産の杉の集成材と貼り合わせることで、岐阜県産材のみで構成されたカウンターを製品化することが出来ました。
また、インターネットでの販売商品においても開発を進めており、翌事業年度には4つの新商品をラインナップとして追加する予定としております。
木構造建材事業においては、サッシ付きパネル(ネオスマートパネル)の開発を行いました。ネオスマートパネルは壁パネルにサッシをプレキャストしたもので、耐力面材施工、サッシ施工等を省略でき工期を大幅に短縮できるほか、省力化や産業廃棄物の排出量削減にも貢献できる商品として拡販を進めております。
研究開発スタッフは11名で、当事業年度に支出した研究開発費の総額は
なお、研究開発活動においては、特定のセグメントに関連付けられないため、セグメント別の記載は行っておりません。
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