課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社企業グループが判断したものであります。

 

(1) 会社の経営の基本方針

当社企業グループは、「電機、機械、電子、情報を扱う技術商社として、優れた商品を最新の技術とともに産業界のお客様にお届けすることを通じて、社会の発展に貢献する」との企業理念に基づき、グループ各社が持つ力を集結してお客様に満足いただける製品・サービスの提供をしてまいります。

 

(2) 中長期な経営戦略と対処すべき課題

新型コロナウイルス感染症やロシア・ウクライナ問題の収束が見通せない情勢に加えて、米国での金利上昇、中国でのコロナ対応のロックダウンなどによる景気減速が懸念され、経営環境は極めて不透明な状況にあります。また、足下では物不足の長期化による先行手配で流通在庫は増加しており、当事業年度は通常期以上に難しい経営の舵取りが求められることになろうかと思います。

そのような状況下で当社企業グループは、グループ一丸となって商社機能を如何なく発揮して商品を確保し、お客様の要求に対する供給責任を果たすことを通じて業績の確保に努めてまいります。また、変化に対応出来る強い経営体質を目指して、新中長期経営計画「NEW C.C.J2200」(~2026年3月)で掲げた「200年企業になるための基盤づくり」に取組んでまいります。

 

〔中長期経営計画「NEW C.C.J2200」の推進〕~安定成長で200年続く企業を目指す~

1.新型コロナウイルス禍を機に大きく変化する経営環境の下、お客様のニーズもモノからコトへ変化し、単品販売ビジネス(=モノ)だけではなく、ハード(=モノ)にシステム技術(=コト)を組み合わせた提案が今まで以上に求められています。そうした環境変化に対応できる組織にするために、ОA化と人事制度改革などの体制整備を両輪で進めて、現状に甘んずることなく、次の100年に向けて変革を進めてまいります。

 

2.長期的なビジョンとして、「安定成長で200年続く企業」を目指します。

   そこに向けて、この「NEW C.C.J2200」の5年間で「200年企業になるための基盤づくり」を行ってまいります。

[主要な取組み方針]

①新しい時代に適合した営業戦略

・モノ売りからコトも含めた提案をできる営業力・技術力の向上

②体質改善のための基盤強化

・社内実務のОA化

・新しい時代を見据えた人事制度改革

③2,000億円企業になる

・継続して2,000億円以上の売上を計上できる顧客基盤を獲得

 

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