業績

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

1 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

連結ベースの経営成績は、経常収益はその他業務収益が増加したものの資金運用収益が減少したことなどから前期比12億5千4百万円減少して1,513億4千9百万円となりました。また、経常費用は、その他業務費用が増加したものの営業経費及び資金調達費用の減少により前期比71億5千4百万円減少して1,133億1百万円となりました。

この結果、経常利益は前期比58億9千9百万円増加して380億4千7百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比42億8千3百万円増加して266億6千7百万円となりました。

 

財政状態につきましては、次のとおりであります。

総資産は期中1兆1,831億円増加して期末残高は13兆3,437億円、負債は期中1兆1,801億円増加して12兆4,310億円、純資産は期中30億円増加して9,126億円となりました。

 

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

銀行業

セグメント利益(経常利益)は前期比65億5千1百万円増加して349億2千8百万円となりました。

リース業

セグメント利益(経常利益)は前期比6億5千1百万円増加して20億9千8百万円となりました。

なお、報告セグメントに含まれない「その他」につきましては前期比13億5百万円減少して10億6千万円のセグメント利益(経常利益)となりました。

 

キャッシュ・フローの概要は次のとおりであります。

営業活動によるキャッシュ・フローは8,101億円の流入(前期は1兆3,655億円の流入)となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは4,993億円の流入(前期は2,644億円の流出)となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは68億円の流出(前期は72億円の流出)となりました。

以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は、期中1兆3,026億円増加して4兆250億円となりました。

 

2 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 当行グループの経営成績等に重要な影響を与える要因として、主要な営業基盤地域の人口減少や長期化しているコロナ禍等があります。こうした環境の下、お客さまニーズや社会環境の変化にあわせてビジネスモデルを変革していく姿として、中期経営ビジョン2021「『金融×非金融×リレーション』でお客さまと地域を支援する」を策定しました。5つのテーマ「経営の根幹としてのサステナビリティ」「ライフサポートビジネスの深化」「総合金融サービス・機能の提供」「業務・組織のデジタル改革」「成長とやりがいを支える人事改革」の実現を目指すとともに、経営理念で掲げる地域社会の発展に貢献するため、幅広い活動を展開してまいりました。

 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は266億円と、中期経営目標で目標としている250億円(2025年度)を上回りました。連単倍率は1.19倍となり、引き続き1.25倍以上(2025年度)を目標としてまいります。また、株主の皆さまに対する利益還元策として2022年4月に配当目標(連結配当性向2022年度から2025年度まで毎年度40%以上)を設定いたしました。

当行は、過去の実績や連結財務諸表作成時に入手可能な情報などに基づき、合理的であると考えられる様々な方法により見積りや判断を行い、その結果を連結財務諸表における計上金額の基礎としております。連結財務諸表に含まれる会計上の見積り及び判断の適切性、必要性に対し継続して評価を行っておりますが、前提条件や経営環境などに変化が生じた場合には、見積りと将来の実績が異なる可能性があります。
 経営者が連結財務諸表の作成に当たり用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

経営成績

当年度の連結ベースの業績の分析及び検討内容は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

連結粗利益

96,155

93,892

△2,262

資金利益

70,954

68,497

△2,456

役務取引等利益(含む信託報酬)

15,224

16,418

1,194

特定取引利益

3,360

2,063

△1,297

その他業務利益

6,616

6,913

297

営業経費

59,021

54,038

△4,982

与信関係費用

9,370

1,920

△7,449

貸出金償却

5

4

△0

個別貸倒引当金純繰入額

8,353

4,116

△4,237

一般貸倒引当金繰入額

528

△2,315

△2,843

債権売却損

9

1

△8

償却債権取立益

85

25

△59

その他

558

139

△419

株式等関係損益

6,632

2,199

△4,433

金銭の信託運用損益

△717

549

1,266

その他

△1,511

△2,620

△1,109

経常利益

32,147

38,047

5,899

特別損益

△332

7

340

税金等調整前当期純利益

31,815

38,055

6,240

法人税、住民税及び事業税

11,684

8,950

△2,733

法人税等調整額

△2,394

2,254

4,648

法人税等合計

9,290

11,204

1,914

当期純利益

22,524

26,850

4,326

非支配株主に帰属する当期純利益

140

182

42

親会社株主に帰属する当期純利益

22,384

26,667

4,283

 

 

連結粗利益の大半を占める資金利益は、預け金利息収入の増加及び外貨等調達コストの減少を、貸出金利息収入及び有価証券利息配当金の減少が上回ったことにより、対前年度24億5千6百万円減少して684億9千7百万円となりました。役務取引等利益(含む信託報酬)は、対前年度11億9千4百万円増加して164億1千8百万円となりました。その他業務利益は、対前年度2億9千7百万円増加して69億1千3百万円となりました。与信関係費用は、個別貸倒引当金純繰入額が減少したことを主因に対前年度74億4千9百万円減少して19億2千万円となりました。株式等関係損益は、株式等売却益の減少及び株式等売却損の増加を主因に対前年度44億3千3百万円減少して21億9千9百万円となりました。

 

 

財政状態

連結ベースの主要勘定の動きは、次のとおりとなりました。

貸出金は、中央政府向け資金の増加を主因として、期中3,901億円増加し期末残高は5兆9,313億円となりました。

有価証券は、国債の減少を主因として、期中5,245億円減少して期末残高は2兆8,016億円となりました。

預金は、主に個人預金及び公金預金を中心に期中3,955億円増加して期末残高は8兆498億円となりました。

 

当行単体の主要勘定の状況および増減の内容は、次のとおりであります。

貸出金

 

前事業年度
(億円)(A)

当事業年度
(億円)(B)

増減(億円)
(B)-(A)

全店  末残

55,875

59,740

3,865

 

うち一般法人

32,893

33,725

832

 

うち消費者

12,700

13,339

638

全店  平残

56,162

58,112

1,949

 

うち一般法人

33,224

33,704

479

 

うち消費者

12,538

12,995

457

 

末残ベースは、対前年度3,865億円増加して5兆9,740億円(年率6.9%)となりました。

平残ベースは、対前年度1,949億円増加して5兆8,112億円(年率3.4%)となりました。

 

有価証券

 

前事業年度
(億円)(A)

当事業年度
(億円)(B)

増減(億円)
(B)-(A)

全店  末残

33,338

28,098

△5,240

 

うち債券

20,302

16,534

△3,768

 

 

うち国債

11,811

8,205

△3,606

 

うち株式

5,058

5,079

20

全店  平残

27,902

27,084

△818

 

うち債券

19,337

18,503

△834

 

 

うち国債

10,981

10,124

△856

 

うち株式

1,223

1,270

46

 

末残ベースは、対前年度5,240億円減少して2兆8,098億円(年率△15.7%)となりました。

平残ベースは、対前年度818億円減少して2兆7,084億円(年率△2.9%)となりました。

 

預金

 

前事業年度
(億円)(A)

当事業年度
(億円)(B)

増減(億円)
(B)-(A)

全店  末残

76,707

80,666

3,958

 

うち個人

51,129

53,333

2,203

 

うち法人

19,606

20,090

483

全店  平残

73,411

77,923

4,512

 

うち個人

49,858

52,375

2,517

 

うち法人

19,058

20,492

1,433

 

末残ベースは、対前年度3,958億円増加して8兆666億円(年率5.1%)となりました。

平残ベースは、対前年度4,512億円増加して7兆7,923億円(年率6.1%)となりました。

 

 

連結ベースの資産の状況および有価証券評価損益の状況は次のとおりであります。

資産の状況(連結)

部分直接償却は実施しておりません。

金融再生法開示債権及びリスク管理債権

 

前連結会計年度末
(百万円)(A)

当連結会計年度末
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

11,791

7,386

△4,404

危険債権

64,138

77,879

13,740

 要管理債権

25,452

22,192

△3,260

 

三月以上延滞債権

316

1,725

1,409

 

貸出条件緩和債権

25,136

20,466

△4,669

合計

101,382

107,457

6,075

 正常債権

5,531,420

5,922,836

391,415

 総与信残高

5,632,803

6,030,294

397,491

 総与信残高比(%)

1.79

1.78

△0.01

 

金融再生法開示債権及びリスク管理債権の合計額は対前年度60億7千5百万円増加して1,074億5千7百万円(年率5.9%)となりました。貸出金に占める割合は対前年度0.01ポイント低下して1.78%となりました。

 

有価証券の評価損益の状況(連結)

 

前連結会計年度末
(百万円)(A)

当連結会計年度末
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

満期保有目的

2

1

△1

その他有価証券

423,454

386,483

△36,971

合計

423,457

386,484

△36,972

 

株式

394,203

395,360

1,157

 

債券

12,092

△5,589

△17,681

 

その他

17,162

△3,286

△20,448

 

有価証券評価損益は、債券及びその他の評価損益の減少により対前年度369億7千2百万円減少して3,864億8千4百万円となりました。

 

セグメント

セグメントごとの業績の分析・検討内容は次のとおりであります。

銀行業

与信関連費用の減少などにより、セグメント利益(経常利益)は前期比65億5千1百万円増加して349億2千8百万円となりました。

リース業

与信関連費用の減少などにより、セグメント利益(経常利益)は前期比6億5千1百万円増加して20億9千8百万円となりました。

なお、報告セグメントに含まれない「その他」につきましては、証券子会社における特定取引利益の減少などにより前期比13億5百万円減少して10億6千万円のセグメント利益(経常利益)となりました。

 

 

キャッシュ・フロー

キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容

 

前連結会計年度
(百万円)(A)

当連結会計年度
(百万円)(B)

増減(百万円)
(B)-(A)

営業活動によるキャッシュ・フロー

1,365,598

810,181

△555,417

投資活動によるキャッシュ・フロー

△264,455

499,343

763,799

財務活動によるキャッシュ・フロー

△7,243

△6,862

380

現金及び現金同等物に係る換算差額

3

7

3

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

1,093,903

1,302,670

208,766

現金及び現金同等物の期首残高

1,628,509

2,722,413

1,093,903

現金及び現金同等物の期末残高

2,722,413

4,025,083

1,302,670

 

 

営業活動によるキャッシュ・フローは、債券貸借取引受入担保金の減少及び貸出金の増加による流出を、コールマネー及び借用金並びに預金の増加による流入が上回り8,101億円の流入(前期は1兆3,655億円の流入)となりました。
 投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出を有価証券の売却及び償還による収入が上回ったことなどから4,993億円の流入(前期は2,644億円の流出)となりました。
 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金支払により68億円の流出(前期は72億円の流出)となりました。
 以上の結果、期末の現金及び現金同等物の残高は、期中1兆3,026億円増加して4兆250億円となりました。

なお、当連結会計年度末において、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおり設備投資を計画しておりますが、投資の財源は自己資金で対応する予定であります。

生産、受注及び販売の状況につきましては銀行業の業務の特殊性から該当する情報がないため記載しておりません。

 

 

(参考)

(1) 国内・海外別収支

資金運用収支は、対前年度24億5千6百万円減少して684億9千7百万円となりました。

役務取引等収支は、対前年度11億8千8百万円増加して164億1千万円となりました。

特定取引収支は、対前年度12億9千7百万円減少して20億6千3百万円となりました。

その他業務収支は、対前年度2億9千7百万円増加して69億1千3百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

70,749

204

70,954

当連結会計年度

68,207

290

68,497

うち資金運用収益

前連結会計年度

77,395

503

△102

77,797

当連結会計年度

72,410

456

△63

72,803

うち資金調達費用

前連結会計年度

6,646

298

△102

6,842

当連結会計年度

4,202

166

△63

4,305

信託報酬

前連結会計年度

2

2

当連結会計年度

7

7

役務取引等収支

前連結会計年度

15,217

3

15,221

当連結会計年度

16,406

3

16,410

うち役務取引等収益

前連結会計年度

21,176

10

21,186

当連結会計年度

21,998

11

22,010

うち役務取引等費用

前連結会計年度

5,958

6

5,964

当連結会計年度

5,592

7

5,600

特定取引収支

前連結会計年度

3,360

3,360

当連結会計年度

2,063

2,063

うち特定取引収益

前連結会計年度

3,360

3,360

当連結会計年度

2,063

2,063

うち特定取引費用

前連結会計年度

当連結会計年度

その他業務収支

前連結会計年度

6,581

35

6,616

当連結会計年度

6,868

45

6,913

うちその他業務収益

前連結会計年度

40,614

35

40,649

当連結会計年度

44,132

45

44,177

うちその他業務費用

前連結会計年度

34,033

34,033

当連結会計年度

37,263

37,263

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

2  資金調達費用は金銭の信託見合費用(前連結会計年度20百万円、当連結会計年度13百万円)を控除して表示しております。

3  相殺消去額は、「国内」と「海外」の間の内部取引額を記載しております。

 

 

(2) 国内・海外別資金運用/調達の状況

(資金運用勘定)

平均残高は、預け金及び貸出金が増加したことなどにより、全体では対前年度1兆7,843億円増加して12兆4,671億円となりました。

利回りは、有価証券が対前年度0.16ポイント低下したことなどにより、全体では対前年度0.14ポイント低下して0.58%となりました。

(資金調達勘定)

平均残高は、借用金、コールマネー及び売渡手形が増加したことなどにより、全体では対前年度1兆7,499億円増加して12兆1,072億円となりました。

利回りは、全体では対前年度0.03ポイント低下して0.03%となりました。

①  国内

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

10,652,105

77,395

0.72

当連結会計年度

12,429,248

72,410

0.58

うち貸出金

前連結会計年度

5,549,764

43,053

0.77

当連結会計年度

5,741,651

41,673

0.72

うち有価証券

前連結会計年度

2,758,867

32,129

1.16

当連結会計年度

2,675,605

26,756

1.00

うちコールローン及び
買入手形

前連結会計年度

22,534

23

0.10

当連結会計年度

20,232

33

0.16

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

2,160,078

567

0.02

当連結会計年度

3,804,227

3,255

0.08

資金調達勘定

前連結会計年度

10,326,690

6,646

0.06

当連結会計年度

12,069,324

4,202

0.03

うち預金

前連結会計年度

7,300,683

824

0.01

当連結会計年度

7,742,828

520

0.00

うち譲渡性預金

前連結会計年度

185,229

10

0.00

当連結会計年度

160,823

6

0.00

うちコールマネー及び
売渡手形

前連結会計年度

1,031,981

△143

△0.01

当連結会計年度

1,739,914

△167

△0.00

うち売現先勘定

前連結会計年度

93,895

325

0.34

当連結会計年度

89,769

102

0.11

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

831,231

429

0.05

当連結会計年度

627,087

291

0.04

うち借用金

前連結会計年度

960,701

670

0.06

当連結会計年度

1,782,455

267

0.01

 

(注) 1  平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。

2  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

3  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度26,605百万円、当連結会計年度38,008百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度80,613百万円、当連結会計年度80,028百万円)及び利息(前連結会計年度20百万円、当連結会計年度13百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

 

 

②  海外

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

44,800

503

1.12

当連結会計年度

53,553

456

0.85

うち貸出金

前連結会計年度

18,951

223

1.17

当連結会計年度

24,989

220

0.88

うち有価証券

前連結会計年度

22,953

273

1.19

当連結会計年度

24,880

232

0.93

うちコールローン及び
買入手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

218

4

2.00

当連結会計年度

87

2

2.39

資金調達勘定

前連結会計年度

44,708

298

0.66

当連結会計年度

53,536

166

0.31

うち預金

前連結会計年度

25,355

104

0.41

当連結会計年度

32,916

74

0.22

うち譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

うちコールマネー及び
売渡手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち売現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち債券貸借取引
受入担保金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち借用金

前連結会計年度

5,227

91

1.74

当連結会計年度

4,955

28

0.56

 

(注) 「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

③  合計

 

種類

期別

平均残高(百万円)

利息(百万円)

利回り
(%)

小計

相殺消去
額(△)

合計

小計

相殺消去
額(△)

合計

資金運用勘定

前連結会計年度

10,696,906

△14,111

10,682,794

77,899

△102

77,797

0.72

当連結会計年度

12,482,801

△15,649

12,467,152

72,867

△63

72,803

0.58

うち貸出金

前連結会計年度

5,568,715

5,568,715

43,276

43,276

0.77

当連結会計年度

5,766,640

5,766,640

41,893

41,893

0.72

うち有価証券

前連結会計年度

2,781,821

2,781,821

32,403

32,403

1.16

当連結会計年度

2,700,485

2,700,485

26,989

26,989

0.99

うちコールローン及び買入手形

前連結会計年度

22,534

22,534

23

23

0.10

当連結会計年度

20,232

20,232

33

33

0.16

うち買現先勘定

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

2,160,296

2,160,296

571

571

0.02

当連結会計年度

3,804,315

3,804,315

3,257

3,257

0.08

資金調達勘定

前連結会計年度

10,371,399

△14,111

10,357,288

6,944

△102

6,842

0.06

当連結会計年度

12,122,861

△15,649

12,107,211

4,369

△63

4,305

0.03

うち預金

前連結会計年度

7,326,038

7,326,038

928

928

0.01

当連結会計年度

7,775,744

7,775,744

594

594

0.00

うち譲渡性預金

前連結会計年度

185,229

185,229

10

10

0.00

当連結会計年度

160,823

160,823

6

6

0.00

うちコールマネー及び売渡手形

前連結会計年度

1,031,981

1,031,981

△143

△143

△0.01

当連結会計年度

1,739,914

1,739,914

△167

△167

△0.00

うち売現先勘定

前連結会計年度

93,895

93,895

325

325

0.34

当連結会計年度

89,769

89,769

102

102

0.11

うち債券貸借取引受入担保金

前連結会計年度

831,231

831,231

429

429

0.05

当連結会計年度

627,087

627,087

291

291

0.04

うち借用金

前連結会計年度

965,929

965,929

761

761

0.07

当連結会計年度

1,787,411

1,787,411

295

295

0.01

 

(注) 1  平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、期首と期末の残高に基づく平均残高を利用しております。

2  相殺消去額は、「国内」と「海外」の間の内部取引額を記載しております。なお、当該内部取引額は、主として日々の残高に基づき算出しております。

3  資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(前連結会計年度26,605百万円、当連結会計年度38,008百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度80,613百万円、当連結会計年度80,028百万円)及び利息(前連結会計年度20百万円、当連結会計年度13百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

 

 

(3) 国内・海外別役務取引の状況

役務取引等収益は、対前年度8億2千4百万円増加して220億1千万円となりました。

役務取引等費用は、対前年度3億6千4百万円減少して56億円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

21,176

10

21,186

当連結会計年度

21,998

11

22,010

うち預金・貸出業務

前連結会計年度

7,431

7,431

当連結会計年度

7,987

7,987

うち為替業務

前連結会計年度

5,821

10

5,831

当連結会計年度

5,419

11

5,431

うちクレジットカード業務

前連結会計年度

2,257

2,257

当連結会計年度

2,510

2,510

うち代理業務

前連結会計年度

851

851

当連結会計年度

957

957

うち保証業務

前連結会計年度

1,027

1,027

当連結会計年度

1,143

1,143

うち証券関連業務

前連結会計年度

3,584

3,584

当連結会計年度

3,702

3,702

役務取引等費用

前連結会計年度

5,958

6

5,964

当連結会計年度

5,592

7

5,600

うち為替業務

前連結会計年度

1,154

6

1,161

当連結会計年度

898

7

905

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

   「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

(4) 国内・海外別特定取引の状況

①  特定取引収益・費用の内訳

特定取引収益は、対前年度12億9千7百万円減少して20億6千3百万円となりました

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

特定取引収益

前連結会計年度

3,360

3,360

当連結会計年度

2,063

2,063

うち商品有価証券
収益

前連結会計年度

3,270

3,270

当連結会計年度

1,894

1,894

うち特定取引
有価証券収益

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定金融
派生商品収益

前連結会計年度

58

58

当連結会計年度

166

166

うちその他の
特定取引収益

前連結会計年度

31

31

当連結会計年度

1

1

特定取引費用

前連結会計年度

当連結会計年度

うち商品有価証券
費用

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定取引
有価証券費用

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定金融
派生商品費用

前連結会計年度

当連結会計年度

うちその他の
特定取引費用

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注) 1  内訳科目はそれぞれの収益と費用で相殺し、収益が上回った場合には収益欄に、費用が上回った場合には費用欄に、上回った純額を計上しております。

2  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

②  特定取引資産・負債の内訳(末残)

特定取引資産は、対前年度12億1千3百万円増加して133億7千万円となりました。

特定取引負債は、対前年度12億1千2百万円増加して42億7千9百万円となりました。

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

特定取引資産

前連結会計年度

12,157

12,157

当連結会計年度

13,370

13,370

うち商品有価証券

前連結会計年度

776

776

当連結会計年度

731

731

うち商品有価証券
派生商品

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定取引
有価証券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定取引
有価証券派生商品

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定金融派生
商品

前連結会計年度

3,381

3,381

当連結会計年度

4,640

4,640

うちその他の
特定取引資産

前連結会計年度

7,998

7,998

当連結会計年度

7,998

7,998

特定取引負債

前連結会計年度

3,066

3,066

当連結会計年度

4,279

4,279

うち売付商品債券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち商品有価証券
派生商品

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定取引売付
債券

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定取引
有価証券派生商品

前連結会計年度

当連結会計年度

うち特定金融派生
商品

前連結会計年度

3,066

3,066

当連結会計年度

4,279

4,279

うちその他の
特定取引負債

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注) 「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

(5) 国内・海外別預金残高の状況

○  預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

7,628,316

26,001

7,654,318

当連結会計年度

8,018,863

31,011

8,049,875

うち流動性預金

前連結会計年度

5,069,330

7,258

5,076,588

当連結会計年度

5,407,349

6,255

5,413,605

うち定期性預金

前連結会計年度

2,378,128

18,743

2,396,871

当連結会計年度

2,409,541

24,756

2,434,298

うちその他

前連結会計年度

180,857

0

180,857

当連結会計年度

201,971

201,971

譲渡性預金

前連結会計年度

139,665

139,665

当連結会計年度

132,507

132,507

総合計

前連結会計年度

7,767,981

26,001

7,793,983

当連結会計年度

8,151,370

31,011

8,182,382

 

(注) 1  流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

2  定期性預金=定期預金+定期積金

3  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

(6) 国内・海外別貸出金残高の状況

①  業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金  額(百万円)

構成比(%)

金  額(百万円)

構成比(%)

国内
(除く特別国際金融取引勘定分)

5,524,489

100.00

5,905,601

100.00

  製造業

785,513

14.22

778,262

13.18

  農業、林業

20,319

0.37

24,692

0.42

  漁業

147

0.00

120

0.00

  鉱業、採石業、砂利採取業

10,725

0.19

19,960

0.34

  建設業

128,580

2.33

134,716

2.28

  電気・ガス・熱供給・水道業

48,156

0.87

54,731

0.93

  情報通信業

35,258

0.64

50,715

0.86

  運輸業、郵便業

170,775

3.09

164,408

2.78

  卸売業、小売業

656,640

11.89

681,121

11.53

  金融業、保険業

350,151

6.34

367,487

6.22

  不動産業、物品賃貸業

686,662

12.43

698,183

11.82

  その他サービス業

327,592

5.93

314,210

5.32

  地方公共団体

684,004

12.38

667,228

11.30

  その他

1,619,960

29.32

1,949,763

33.02

海外及び特別国際金融取引勘定分

16,664

100.00

25,714

100.00

政府等

金融機関

199

1.20

1,720

6.69

その他

16,464

98.80

23,994

93.31

合計

5,541,154

5,931,315

 

(注) 「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

 

 

②  外国政府等向け債権残高(国別)

「外国政府等」とは、外国政府、中央銀行、政府関係機関又は国営企業及びこれらの所在する国の民間企業等であり、日本公認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第4号に規定する特定海外債権引当勘定を計上している国の外国政府等の債権残高を掲げることとしておりますが、前連結会計年度及び当連結会計年度の外国政府等向け債権残高は該当ありません。

 

(7) 国内・海外別有価証券の状況

○  有価証券残高(末残)

 

種類

期別

国内

海外

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

1,181,265

1,181,265

当連結会計年度

820,653

820,653

地方債

前連結会計年度

352,304

352,304

当連結会計年度

308,214

308,214

短期社債

前連結会計年度

当連結会計年度

社債

前連結会計年度

496,811

496,811

当連結会計年度

524,690

524,690

株式

前連結会計年度

498,081

498,081

当連結会計年度

499,572

499,572

その他の証券

前連結会計年度

775,789

21,989

797,778

当連結会計年度

623,902

24,623

648,525

合計

前連結会計年度

3,304,252

21,989

3,326,241

当連結会計年度

2,777,032

24,623

2,801,655

 

(注) 1  「国内」とは、当行(海外店を除く)及び連結子会社であります。

「海外」とは、当行の海外店であります。

2  「その他の証券」には、外国債券及び外国株式を含んでおります。

 

(8) 「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況

「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は提出会社1社です。

〇 信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)

 

資産

科目

前連結会計年度
(2021年3月31日)

当連結会計年度
(2022年3月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

信託受益権

163

47.22

142

21.21

銀行勘定貸

360

53.54

現金預け金

183

52.78

169

25.25

合計

347

100.00

673

100.00

 

 

負債

科目

前連結会計年度
(2021年3月31日)

当連結会計年度
(2022年3月31日)

金額(百万円)

構成比(%)

金額(百万円)

構成比(%)

金銭信託

347

100.00

673

100.00

合計

347

100.00

673

100.00

 

(注) 共同信託他社管理財産については、取扱残高はありません。

 

 

○  元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)

 

科目

前連結会計年度
2021年3月31日

当連結会計年度
(2022年3月31日)

金銭信託

(百万円)

貸付信託

(百万円)

合計

(百万円)

金銭信託

(百万円)

貸付信託

(百万円)

合計

(百万円)

銀行勘定貸

360

360

資産計

360

360

元本

360

360

その他

0

0

負債計

360

360

 

 

(自己資本比率等の状況)

 (参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国際統一基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては、基礎的内部格付手法を採用しております。オペレーショナル・リスク相当額の計算については、粗利益配分手法を採用しております。

また、自己資本比率の補完的指標であるレバレッジ比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準の補完的指標として定めるレバレッジに係る健全性を判断するための基準(2019年金融庁告示第11号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

 

連結自己資本比率(国際統一基準)

(単位:億円、%)

 

2022年3月31日

1.連結総自己資本比率(4/7)

19.06

2.連結Tier1比率(5/7)

19.06

3.連結普通株式等Tier1比率(6/7)

19.06

4.連結における総自己資本の額

8,208

5.連結におけるTier1資本の額

8,208

6.連結における普通株式等Tier1資本の額

8,208

7.リスク・アセットの額

43,052

8.連結総所要自己資本額

3,444

 

 

連結レバレッジ比率(国際統一基準)

(単位:%)

 

2022年3月31日

連結レバレッジ比率

8.21

 

 

単体自己資本比率(国際統一基準)

(単位:億円、%)

 

2022年3月31日

1.単体総自己資本比率(4/7)

17.62

2.単体Tier1比率(5/7)

17.62

3.単体普通株式等Tier1比率(6/7)

17.62

4.単体における総自己資本の額

7,465

5.単体におけるTier1資本の額

7,465

6.単体における普通株式等Tier1資本の額

7,465

7.リスク・アセットの額

42,368

8.単体総所要自己資本額

3,389

 

 

 

単体レバレッジ比率(国際統一基準)

(単位:%)

 

2022年3月31日

単体レバレッジ比率

7.52

 

 

(資産の査定)

 

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1  破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

2  危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

3  要管理債権

要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

4  正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

債権の区分

2021年3月31日

2022年3月31日

金額(百万円)

金額(百万円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

11,667

6,174

危険債権

63,991

77,767

要管理債権

25,452

22,192

正常債権

5,578,072

5,965,800

 

 

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