セグメント

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社(旧会社名 三菱UFJリース株式会社、以下、三菱UFJリース)は、2021年4月1日付で日立キャピタル株式会社(以下、日立キャピタル)と経営統合を行い、商号を三菱HCキャピタル株式会社に変更いたしました。

 本経営統合に伴い、三菱UFJリースの報告セグメントと日立キャピタルの報告セグメントにおいて再編を行い、当連結会計年度は、報告セグメントを「カスタマービジネス」「アカウントソリューション」「ベンダーソリューション」「ライフ」「不動産」「環境・再生可能エネルギー」「航空」「ロジスティクス」「モビリティ」及び「その他」の10セグメントに変更いたしました。

 なお、「ヘルスケア」、「インフラ・企業投資」、その他の事業については、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」における集約基準に基づき、「その他」に集約しております。

 変更後の報告セグメントの内容は以下のとおりです。

報告セグメント

主なサービス・事業内容

カスタマービジネス

法人向けファイナンスソリューション

アカウントソリューション

企業・官公庁・ベンダーに提供する金融サービス

ベンダーソリューション

ベンダーと提携して提供する販売金融

ライフ

物流・商業施設の開発・運営・賃貸、まちづくり、食農・生活産業、損害保険

不動産

不動産証券化ファイナンス、不動産再生投資事業、

不動産アセットマネジメント事業、不動産リース

環境・再生可能エネルギー

再生可能エネルギー発電事業、環境関連機器リース・ファイナンス

航空

航空機リース事業、航空機エンジンリース事業

ロジスティクス

海上コンテナリース事業、鉄道貨車リース事業、オートリース事業

モビリティ

オートリース事業及び付帯サービス

その他

債権回収、信託、決済サービス、医療機器リース・ファイナンス、

社会インフラ投資事業 等

 前連結会計年度のセグメント情報については、三菱UFJリースの報告セグメントの区分で作成したものを記載しております。

 

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」と同一であります。

報告セグメントの利益は、親会社株主に帰属する当期純利益ベースの数値であります。

セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

また、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおり、当連結会計年度における会計方針の変更は遡及適用され、前連結会計年度のセグメント情報については遡及適用後の数値を記載しております。

 

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結

財務諸表

計上額

(注)2

 

カスタマー

ビジネス

環境・

エネルギー

ヘルスケア

不動産

航空

ロジスティクス

インフラ・

企業投資

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

559,151

17,902

39,887

155,537

127,493

41,431

3,447

2,806

947,658

セグメント間の

内部売上高又は振替高

386

-

-

176

-

-

-

562

-

559,537

17,902

39,887

155,713

127,493

41,431

3,447

2,244

947,658

セグメント利益

25,503

3,734

712

28,037

2,807

1,878

304

7,664

55,314

セグメント資産(注)3

2,129,561

198,592

157,373

955,654

1,203,858

545,525

111,688

712,641

6,014,896

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

48,823

6,115

932

8,808

64,933

17,411

46

1,448

148,520

のれんの償却額

645

-

-

500

2,546

56

-

2,117

5,866

資金原価及び支払利息

17,643

2,643

414

6,889

28,864

13,337

2,330

5,546

66,575

持分法投資損益

684

590

-

54

159

1,822

59

-

3,261

特別利益

13,496

1,395

15

3,544

-

-

-

6

18,457

(投資有価証券売却益)

9,952

-

15

56

-

-

-

6

10,029

(関係会社株式売却益)

431

-

-

-

-

-

-

-

431

(段階取得に係る差益)

-

1,395

-

-

-

-

-

-

1,395

(受取補償金)

-

-

-

3,488

-

-

-

-

3,488

(社用資産売却益)

3,112

-

-

-

-

-

-

-

3,112

特別損失

86

-

-

-

156

-

-

-

242

(投資有価証券売却損)

86

-

-

-

156

-

-

-

242

税金費用

9,543

873

375

12,551

4,484

192

246

1,902

26,364

持分法適用会社への

投資額

15,044

11,292

-

22,108

2,484

21,967

43,181

-

116,078

有形固定資産及び

無形固定資産の増加額

31,806

22,597

4,132

19,180

102,278

56,853

-

2,951

239,799

(注)1.売上高の調整額は、主に報告セグメントに帰属しないシステムの業務受託収入であります。

セグメント利益の調整額は、主に販売費及び一般管理費のうち、報告セグメントに帰属しない全社費用の調整額であります。

セグメント資産の調整額には、2007年にダイヤモンドリース株式会社とUFJセントラルリース株式会社が合併して三菱UFJリース株式会社となった際に計上したのれんや全社に係る投資有価証券等の各報告セグメントに帰属しないセグメント資産34,426百万円が含まれており、当該金額と各報告セグメントのセグメント資産との合計額は5,336,681百万円であります。また、セグメント資産の調整額の残額678,215百万円は、当該全社部門を含むセグメント資産合計と連結総資産との差額であり、現金及び預金や社用資産等のセグメント資産以外の資産であります。

のれんの償却額の調整額は、2007年の合併の際に計上したのれんの償却額であります。

資金原価及び支払利息の調整額は、連結決算上の資金コスト総額と各報告セグメントに配賦した資金コストとの差額であります。

税金費用の調整額は、連結決算上の税金費用総額と各報告セグメントに配賦した税金費用との差額であります。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の親会社株主に帰属する当期純利益と一致しております。

3.セグメント資産は、営業資産、持分法適用会社への投資額、のれん及び投資有価証券等であります。

 

当連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

カスタマー

ビジネス

アカウント

ソリューション

ベンダー

ソリューション

ライフ

不動産

環境・再生可能エネルギー

航空

売上高

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

571,200

437,615

146,165

103,682

105,927

47,746

156,526

セグメント間の

内部売上高又は振替高

198

772

-

630

92

4

-

571,399

438,387

146,165

104,313

106,019

47,751

156,526

セグメント利益

又は損失(△)

33,472

26,956

3,008

4,846

19,162

7,081

5,767

セグメント資産(注)3

2,002,128

2,353,483

424,629

312,745

974,937

315,486

1,365,126

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

44,328

114,675

2,594

7,058

8,503

15,826

80,848

のれんの償却額

663

-

-

-

500

-

2,621

資金原価及び支払利息

14,254

24,095

1,151

1,155

6,860

3,831

29,715

持分法投資損益

857

1,083

-

15

210

715

42

特別利益

29,695

-

-

-

-

-

239

(投資有価証券売却益)

29,695

-

-

-

-

-

239

(負ののれん発生益)

-

-

-

-

-

-

-

特別損失

47

4

-

0

-

-

-

(投資有価証券売却損)

47

4

-

0

-

-

-

(段階取得に係る差損)

-

-

-

-

-

-

-

税金費用

15,479

8,866

1,397

2,413

9,163

3,337

3,965

持分法適用会社への

投資額

16,890

3,516

-

2,734

31,941

19,607

2,634

有形固定資産及び

無形固定資産の増加額

22,906

551,283

9,585

97,425

27,647

102,140

148,896

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結

財務諸表

計上額

(注)2

 

ロジスティクス

モビリティ

その他

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

53,382

92,790

56,373

5,850

1,765,559

セグメント間の

内部売上高又は振替高

-

89

500

2,288

-

53,382

92,879

56,874

8,139

1,765,559

セグメント利益

又は損失(△)

2,774

1,905

3,424

2,148

99,401

セグメント資産(注)3

1,063,226

174,807

355,578

986,721

10,328,872

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

26,299

26,729

1,524

2,283

326,105

のれんの償却額

198

33

-

2,117

6,135

資金原価及び支払利息

14,047

1,297

2,881

15,919

83,372

持分法投資損益

2,413

91

1,737

-

4,818

特別利益

-

-

-

464

30,399

(投資有価証券売却益)

-

-

-

32

29,967

(負ののれん発生益)

-

-

-

431

431

特別損失

-

44

-

290

388

(投資有価証券売却損)

-

-

-

61

114

(段階取得に係る差損)

-

44

-

229

273

税金費用

272

781

1,384

1,164

45,896

持分法適用会社への

投資額

23,786

-

41,356

-

142,469

有形固定資産及び

無形固定資産の増加額

93,928

155,473

8,531

240

1,218,059

(注)1.売上高の調整額には、日立キャピタル株式会社との合併に伴うパーチェス法による売上高調整額△7,571百万円が含まれております。

セグメント利益又は損失(△)の調整額は、主に販売費及び一般管理費のうち、報告セグメントに帰属しない全社費用の調整額であります。また、日立キャピタル株式会社との合併に伴うパーチェス法による利益調整額2,877百万円が含まれております。

セグメント資産の調整額には、2007年にダイヤモンドリース株式会社とUFJセントラルリース株式会社が合併して三菱UFJリース株式会社となった際に計上したのれんや全社に係る投資有価証券等の各報告セグメントに帰属しないセグメント資産及びセグメント間での取引の相殺の合計額3,226百万円が含まれており、当該金額と各報告セグメントのセグメント資産との合計額は9,345,376百万円であります。また、セグメント資産の調整額の残額983,495百万円は、当該全社部門を含むセグメント資産合計と連結総資産との差額であり、現金及び預金や社用資産等のセグメント資産以外の資産であります。

のれんの償却額の調整額は、2007年の合併の際に計上したのれんの償却額であります。

資金原価及び支払利息の調整額は、連結決算上の資金コスト総額と各報告セグメントに配賦した資金コストとの差額であります。

負ののれん発生益の調整額は、日立キャピタル株式会社との経営統合に伴い計上したものであります。

税金費用の調整額は、連結決算上の税金費用総額と各報告セグメントに配賦した税金費用との差額であります。

2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の親会社株主に帰属する当期純利益と一致しております。

3.セグメント資産は、営業資産、持分法適用会社への投資額、のれん及び投資有価証券等であります。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

(単位:百万円)

 

 

賃貸事業

割賦販売事業

貸付事業

その他の事業

合計

外部顧客への売上高

780,314

67,906

32,817

66,620

947,658

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:百万円)

日本

北米

欧州・中近東

アジア・
オセアニア

その他

合計

745,326

58,592

60,615

69,934

13,188

947,658

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2)有形固定資産

(単位:百万円)

 

日本

北米

欧州・中近東

アジア・
オセアニア

その他

合計

米国

その他

658,345

386,630

96,601

503,980

470,895

152,766

2,269,220

 

当連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

(単位:百万円)

 

 

賃貸事業

割賦販売事業

貸付事業

その他の事業

合計

外部顧客への売上高

1,456,228

93,792

63,057

152,481

1,765,559

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:百万円)

日本

北米

欧州・中近東

アジア・
オセアニア

その他

合計

1,289,633

112,303

240,737

100,629

22,255

1,765,559

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2)有形固定資産

(単位:百万円)

 

日本

北米

欧州・中近東

アジア・
オセアニア

その他

合計

米国

その他

940,029

489,382

113,472

998,616

645,661

170,046

3,357,208

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)

 航空セグメントにおいて、賃貸資産の減損損失2,578百万円を計上しております。当該減損損失は売上原価に計上しております。

 

 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 航空セグメントにおいて、賃貸資産の減損損失3,550百万円を計上しております。当該減損損失は売上原価に計上しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

全社・消去

(注)

合計

 

カスタマー

ビジネス

環境・

エネルギー

ヘルスケア

不動産

航空

ロジスティクス

インフラ・

企業投資

当期償却額

645

-

-

500

2,546

56

-

2,117

5,866

当期末残高

11,261

-

-

2,669

29,907

734

-

12,704

57,277

(注)当期償却額及び当期末残高の全社・消去は、2007年にダイヤモンドリース株式会社とUFJセントラルリース株式会社が合併し、三菱UFJリース株式会社となった際に計上したのれんの償却額及び残高であります。

 

当連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

カスタマー

ビジネス

アカウント

ソリューション

ベンダー

ソリューション

ライフ

不動産

環境・再生可能

エネルギー

航空

当期償却額

663

-

-

-

500

-

2,621

当期末残高

11,820

-

-

-

2,168

-

30,489

 

 

 

 

 

 

 

報告セグメント

全社・消去

(注)

合計

 

ロジスティクス

モビリティ

その他

当期償却額

198

33

-

2,117

6,135

当期末残高

34,485

775

-

10,587

90,326

(注)当期償却額及び当期末残高の全社・消去は、2007年にダイヤモンドリース株式会社とUFJセントラルリース株式会社が合併し、三菱UFJリース株式会社となった際に計上したのれんの償却額及び残高であります。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2021年4月1日  至  2022年3月31日)

 2021年4月1日付で行われた日立キャピタル株式会社との経営統合に伴い、負ののれん発生益431百万円を連結損益計算書上の特別利益に計上しております。なお、当該負ののれん発生益は、報告セグメントに配分しておりません。

 

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