当社は、マイクロ波プロセスの研究開発に取り組んでおり、当事業年度は、技術プラットフォーム強化および新規パイプライン候補の開発を行いました。
技術プラットフォーム強化については、要素技術群のうち「シミュレーション」の一つであり、マイクロ波反応器デザインの心臓部である電磁場解析の強化を行いました。シミュレーション後に製作した反応器を検証し、その違いをシミュレーションにフィードバックすることで、シミュレーション精度を向上させております。
新規パイプライン候補の開発については、共同開発によらず当社が独自にシーズ開発を進めるものであり、医薬品領域、ケミカルリサイクル領域での開発を重点的に行いました。
2022年3月31日現在、研究開発本部は23名、エンジニアリング本部は23名在籍しており、これは総従業員数の76.7%に当たります。
当事業年度の研究開発費の総額は
なお、当社はマイクロ波化学関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載は省略しております。
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