研究開発活動

5【研究開発活動】

 当社グループは、資源の回収・選別・配合・成形等による再資源化、エネルギー化技術及び新規事業分野への進出を目的として、希少金属等の有価物回収技術、忌避物質除去等による高効率発電技術、ケミカルリサイクル技術等を生かした未利用資源の再資源化を推進してまいります。技術開発においては、資金、知識、人材についての産学官連携にも積極的に取組み、バリューチェーン全体最適化に向けて、情報プラットフォームを構築の上、リサイクル率向上やCO2削減を目指します。また、新たな動静脈/産業間連携による、消費財メーカー、素材メーカー、地元行政、商社、プラントメーカー等との事業スキーム構築を図ってまいります。

 当連結会計年度において当社グループが支出した研究開発費の総額は、39百万円(セグメント間の取引消去後)であります。

 

 セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

 

(1) 廃棄物処理・再資源化事業

 廃棄物の処理コストの低減及び発電用燃料利用に向けて建設廃棄物由来の廃プラスチックを利用した高品質RPF製造技術の研究開発を行っております。

 当連結会計年度における研究開発費の総額は、26百万円であります。

 

(2) 資源リサイクル事業

 複合素材を破砕選別した後の残さ物であるシュレッダーダストを再資源化し、更なる有価物回収と代替燃料化の推進を行っております。

 当連結会計年度における研究開発費の総額は、10百万円であります。

 

(3) 再生可能エネルギー事業

 木チップの品質や生産技術向上、及び各種バイオマス燃料に関する研究開発を行っております。

 当連結会計年度における研究開発費の総額は、0百万円であります。

 

(4) その他

 廃棄物の高度選別に関する機器の開発改良、及び特殊車輌の改良や標準化・量産化によるコスト低減に向けた研究開発を行っております。

 当連結会計年度における研究開発費の総額は、2百万円であります。

 

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