当社グループは、経営理念に基づき、FP経営※を通して、「RSビジョン2025」の実現に向けて、研究開発活動を推進しております。
高齢化や少子化、気候変動等、社会が抱える様々な問題に対して、情報を利活用することで課題解決していくことを目指し、豊かで暮らしやすいまちづくり、及び生産性の高いものづくりを研究開発テーマとして進めております。
当連結会計年度における、研究開発費の総額は、
(1)スマートシティに関する研究開発(公共事業セグメント)
情報を利活用して豊かで暮らしやすいまちづくりを支援するソリューションビジネスの創出を目指し、仮説立案・検証、要素技術に関する研究、プロトタイプの開発及び人材育成に取り組んでおります。
仮説検証においては、地元自治体や国立大学法人群馬大学と共同で実証実験を行うなど、実現可能性を検証しながら進めております。
(2)スマートファクトリーに関する研究開発(社会・産業事業セグメント)
情報を利活用して生産性の高い自律生産を支援するソリューションビジネスの創出を目指し、仮説立案・検証、要素技術に関する研究、プロトタイプの開発及び人材育成に取り組んでおります。
親会社である㈱ミツバの生産拠点で実証実験を行うなど、実現可能性を検証しながら進めております。
(3)次世代モビリティに関する研究開発(社会・産業事業セグメント)
暮らしに快適な移動手段を提供するモビリティ、環境技術、自動運転技術の研究、検証、プロトタイプの開発及び人材育成に取り組んでおります。
国立大学法人群馬大学との産学連携による共同研究、MBD推進センターへの参画などを通して、自動運転を含めた制御システムの技術を経験したエンジニアの育成を図りながら、次世代モビリティ社会の実現と地域への貢献を目指しております。
※FP(Future Pull)経営:「将来のありたい姿」(将来像)を描いて、その実現のための達成プロセスをロードマップ化して、そのロードマップ上の課題を解決すべく行っていく総合的創造活動
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