研究開発活動

5 【研究開発活動】

顧客ニーズに対応したソリューション開発を推進し、ジェコス10年ビジョンの達成に向けた業界トップレベルの技術基盤の確立を目指し、積極的に研究開発を行っております。研究開発の基本方針は以下に掲げるとおりであります。

 

1.重仮設技術の更なる進化

大規模化、高度化、複雑化する重仮設計画に適合するため、業界トップレベルの商品ラインナップを整えると共に、様々な環境に適応可能な施工技術開発を進め、地下工事一式受注に向けた体制を強化します。

また、リユース商品の拡充等により、グリーン社会の実現への貢献を目指します。

2.持続可能な事業体制への変革

人口減少社会に適合するため、製品の製造プロセスを中心とした機械化・自動化、ICT活用を進め、サステナブルな事業推進体制を強化します。

3.新たな挑戦

本格的なインフラ更新時代に適合するため、従来の重仮設の枠組みを超えた技術開発を進め、インフラメンテナンスサービスに向けた体制を強化します。

 

上記方針の下、当連結会計年度において取り組んだ技術開発テーマは6件、これらのテーマに関連した特許申請は2件であり、研究開発費の総額は 45百万円となりました。

 

なお、当連結会計年度における研究開発活動の主な取り組み及び成果は以下のとおりであります。

 

・覆工板締結装置「ジェコスロック®」の本格販売を開始(2020年9月~、19現場、1,531台)

・回転杭を用いた仮桟橋構造の開発による環境負荷低減(使用鋼材量低減、2現場目施工中)

・バイブロと圧入を併用した最新鋭杭打機の導入による環境負荷低減(セメント使用量の低減)

・スチールセグメント溶接ロボットを増設し、本格稼働を開始

・製品検査にデジタル技術(3Dスキャン)を導入し、検査業務を合理化

・リース製品の補修作業の機械化に着手し、鋼矢板等の自動水洗装置を実用化

・高速道路のリニューアルに対応した工法開発を推進

    DAYFREE®(大林組殿)向け仮設床版の開発と拡販の推進

    仮設橋梁パブリスのレベル2震動を考慮した耐震設計サービスを開始

・インフラ更新対応商品の更なる品揃えのための商品開発の推進

 

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