当社グループは、「常により良い商品と最善のサービス(ベストクオリティ・ベストサービス)を通じて、お客様ご家族に、おいしさ、楽しさ、満足を提供する」という経営理念のもと、品質・価格など幅広い消費者のニーズに対応するべく、食品分析、製品開発、品質安定・向上に関する研究等に積極的に取り組んでおります。
また、自社製品の栄養成分表示、賞味期限設定の裏付けとなる製品の経時変化の分析を中心に、食の安全を確立するための食品分析を実施しております。
なお、当連結会計年度末の研究開発従事者は46名、研究開発費は
セグメント別の主な研究開発内容は、次の通りであります。
(洋菓子事業)
洋菓子事業においては、チェーン店舗の週毎の販売施策と連動し、産地と品質にこだわって旬の国産フルーツの魅力を最大限活かした製品の開発を進めました。プレミアム苺ショートなどプレミアムシリーズでは、原料にこだわった高付加価値製品として完成度を高めてまいりました。
また、当社の技術力を活用し、広域流通企業向け製品では、広域流通企業と一体となって「チョコレートタルト」、「マカロン」など市場競争力の高い製品の開発に取り組み、eコマース製品では、健康ニーズに対応して新たにチーズケーキ、タルト製品で糖質低減製品を開発するなど製品の充実をはかりました。
以上の結果、洋菓子事業の研究開発費は
(製菓事業)
製菓事業では、ブランド価値の更なる向上を目指し、『ルック』、『カントリーマアム』、『ミルキー』など主力製品の継続的な品質改善に取り組み、これをベースとした上質化製品として、「ルック一粒の贅匠シリーズ」、「カントリーマアムマイスターズシリーズ」を開発しました。また、健康ニーズに対応して、おいしい低糖質チョコレートをコンセプトに「糖質30%OFFミルクチョコレート」の開発に取り組みました。
研究室では、チョコレート原料であるカカオマスのロースト条件の最適化や、ビスケット製品等で健康をテーマとした低糖質・高たんぱく製品の開発など既存製品の品質改善や新製品開発に資する研究に加え、グミ製品における凝固時間短縮化など生産性向上につながる研究開発等も行っております。
また、CO2削減に向け、包装資材のダウンサイジングによる省プラスチック化に取り組むとともに、生分解性プラスチック等新素材の導入に向けた研究を進めております。
以上の結果、製菓事業の研究開発費は、
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