2 【沿革】
当社は、1977年9月に信和商店を創業し、1979年8月に仮設資材等の製造・販売を業とする法人として信和株式会社(以下「旧信和①」という。)が設立されました。
2003年12月、創業者の株式売却の意向を受け、エスビーアイ・パートナーズ株式会社(注1)が発行済株式の全株式を取得いたしました。翌2004年2月には、エスビーアイ・パートナーズ株式会社を存続会社、旧信和①を消滅会社とする吸収合併を行い、同時に商号変更を行い「信和株式会社」(以下「旧信和②」という。)となりました。
その後、2006年4月に、コスメティクス・グローバル・ホールディングス・ジャパン株式会社(注2)が、エスビーアイ・キャピタル株式会社が運営するファンドから旧信和②の全株式を取得しました。また、2006年8月にコスメティクス・グローバル・ホールディングス・ジャパン株式会社が旧信和②を吸収合併、同時に商号変更を行い、「信和株式会社」(以下「旧信和③」という。)となりました。
2007年8月に旧信和③は株式会社メザニン(現MCo株式会社)が運営するファンド、MCo1号投資事業有限責任組合(以下「MCo1号」という。)に対して、優先株式を有償発行しました。また、同時に旧信和③は、CVC・アジア・パシフィックジャパン株式会社(以下「CVC」という。)に対して優先株式を無償割り当てし、CVCは当該優先株式をMCo1号に譲渡しました。
さらに、2014年9月にMCo1号が優先株式を普通株式に転換し、同年同月及び同年10月に、リバーホールディングス株式会社(注3)が旧信和③の全株式を取得、翌2015年4月に旧信和③を吸収合併、同時に商号を現在の信和株式会社に変更いたしました。また、本店所在地を東京都千代田区から、実質上の存続会社である旧信和③の本社所在地の岐阜県海津市に移転、同社の資産、負債及び権利義務の一切を引き継ぎました。
いずれの合併におきましても、実質上の存続会社は旧信和①の事業を承継した会社であり、本書提出日現在においても1979年8月に設立しました旧信和①の事業を継続して行っている状況にあります。
次に、2019年10月1日付で、当社を存続会社とし、完全子会社である信和サービス株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施いたしました。
以上の当社の事業運営の変遷を図示いたしますと、次のようになります。
(注1) エスビーアイ・パートナーズ株式会社は、エスビーアイ・キャピタル株式会社が運営する投資ファンドが100%出資する会社であり、バイアウト等による有価証券取得を目的とした特別目的会社(SPC)であります。
(注2) コスメティクス・グローバル・ホールディングス・ジャパン株式会社は、CVCが運営する投資ファンドが100%出資する会社であり、債権の買取、有価証券の取得及び保有を目的とした会社であります。
(注3) リバーホールディングス株式会社は、インテグラル・パートナーズ株式会社が運営する投資ファンド(インテグラル2号投資事業有限責任組合)が100%出資する会社であり、バイアウト等による有価証券取得を目的とした特別目的会社(SPC)であります。
(法人格の沿革)
年月
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概要
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1977年9月
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岐阜県羽島市に仮設資材の製造・販売を目的として信和商店を創業
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1979年8月
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法人に改組、信和株式会社(旧信和①)を設立(資本金1,000万円)
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2002年7月
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鋼材の輸出入や販売会社である中部信和株式会社を合併(資本金2,000万円)
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2004年2月
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エスビーアイ・パートナーズ株式会社が信和株式会社(旧信和①)を吸収合併後、信和株式会社(旧信和②)に商号変更
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2006年8月
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コスメティクス・グローバル・ホールディングス・ジャパン株式会社が信和株式会社(旧信和②)を吸収合併後、信和株式会社(旧信和③)に商号変更(資本金260,300万円)
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2014年8月
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旧信和株式会社の株式取得を目的としてリバーホールディングス株式会社(現当社)設立
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2015年4月
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子会社である旧信和株式会社を吸収合併後、信和株式会社(現在に至る)に商号変更
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2019年10月
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当社を存続会社とし、信和サービス株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施
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(事業の沿革)
年月
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概要
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1978年4月
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岐阜県羽島市に工場を建設
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1988年1月
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くさび緊結式足場事業部を設立、「キャッチャー」の製造・販売を開始
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1990年4月
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埼玉県幸手市に関東支店を開設(現東京支店。その後、東京都千代田区に移転)
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1990年10月
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岐阜県海津市に工場を建設
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1997年3月
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岐阜県海津市に工場(土倉工場)を建設
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2003年5月
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土倉工場内に物流機器製造用の工場を増設
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2003年12月
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自動車メーカーへ物流機器の販売を開始し、物流機器部門に進出
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2004年1月
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岐阜県海津市に本社を移転
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2004年2月
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土倉工場内に土倉機材センターを開設
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2007年7月
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大阪府吹田市に大阪営業所を開設(現大阪支店)
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2007年8月
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福岡県糟屋郡宇美町の信和サービス株式会社を株式譲受により完全子会社化
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2007年12月
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埼玉県幸手市に幸手機材センターを開設
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2008年8月
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土倉機材センター、経年仮設機材管理基準適用工場の認定取得
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2009年1月
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物流機器「吊りパレット」の販売を開始
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2010年3月
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財務体質の健全化を図る目的のため減資(資本金10,000万円)
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2010年10月
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幸手機材センター、経年仮設機材管理基準適用工場の認定取得
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2011年11月
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幸手機材センターを埼玉県北葛飾郡杉戸町に移転し、「杉戸機材センター」に名称変更
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足場作業用簡易リフト「ランディングボックス」販売開始
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2013年3月
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業容拡大に伴い、大阪支店を移転
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2014年5月
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大手インターネット販売会社へ物流機器の販売を開始
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2016年5月
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次世代足場「SPS(サイレントパワーシステム)」の製造・販売を開始
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2017年2月
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大手仮設リース会社向け次世代足場「NDS(ダーウィン)」の製造・販売を開始
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2017年6月
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フィリピン国マニラにフィリピン駐在員事務所を開設し、当社製品の販売を開始
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2017年10月
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ベトナム国ホーチミンの協力工場にてくさび緊結式足場の製造を開始
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2018年3月
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東京証券取引所市場第二部に株式を上場
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2018年6月
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名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
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2018年10月
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熊本県熊本市に信和サービス株式会社 熊本機材センターを開設
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2018年11月
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神奈川県横浜市に横浜機材センターを開設
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大阪府池田市に関西機材センターを開設
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2019年2月
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愛知県名古屋市に名古屋オフィスを開設
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2019年3月
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東京証券取引所市場第一部へ市場変更
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名古屋証券取引所市場第一部へ市場変更
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2019年10月
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吸収合併に伴い、福岡支店及び長崎支店を開設
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2019年11月
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合弁会社「広東日信創富建築新材料有限公司」を設立
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2020年8月
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フィリピン駐在員事務所を閉鎖
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2022年4月
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東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行
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