研究開発本部では、本年1月に新規グループ、既存グループ、システムグループの3グループ体制とし、各グループでの専門性を伸ばしつつ、グループ間の連携を強化し、新しいテーマの創出と既存テーマの推進を図っております。
当連結会計年度の研究開発活動につきましては、当社主力製品であります「プレミアムキット」をさらに充実させるため構成部材の拡充を確実に行いながら、昨今SDGsの意識がさらに高まる中、環境配慮とコストの抑制を両立した製品開発に関して取り組み始めました。また主にキット部材の安定供給を目的として内製化部材の開発もさらに注力してまいります。AI(人工知能)に関しても医療現場での安全と効率を向上させる観点から複数のPoC(コンセプト検証)プロジェクトをスタートさせております。
当連結会計年度の具体的な成果としましては、キット製品の拡充として、新規部材を2品目追加、内製化への切替えを4品目で実施、既存部材の追加を12品目で行いました。また手術向けの3Dヘッドマウントディスプレイ「Weaps」を販売開始し、R-SUD製品では4件の薬事承認取得し(うち1件は新規承認)今後の事業化に邁進いたします。またシステム製品では、手術室のヒトモノを検知し機器管理や稼働分析を行うシステム「OPERA-Compass」の発売開始、手術室情報共有ツール「OPERA-Note」の機能拡充を行いました。
今後もお客様のお役に立つための製品開発を実施してまいります。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、生産技術関連も含めて
なお、研究開発活動のセグメント情報の記載は、医療用消耗品等の製造・販売の単一事業でありますので省略しております。
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