研究開発活動

5【研究開発活動】

 お客様にご満足いただき、「次も丸山」と言われる高品質な商品を提供するため、当社技術部門では基礎技術の研究を推進するとともに、グループ各社の技術部門と連携を取りながら新規又は既存分野の製品開発を行っております。また、農林業用機械のスマート化、工業用機械の新分野に力を入れた積極的な研究開発活動を行っております。

 なお、当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費の総額は330百万円であり、その他に製品の改良・改造に使用した787百万円を製造経費としており、研究開発関連費用は1,117百万円であります。

 開発活動の概要は次のとおりであります。

 

① 農林業用機械部門

・水冷ガソリンエンジンを搭載し低騒音・低振動を実現、4輪操舵(4WS)による小回り性も向上した薬剤タンク容量1,000リットルのスピードスプレーヤSSA-E1002αを開発いたしました。

・業界最大35mLの2サイクルエンジンを搭載し走破性・操作性にこだわったBIG-M草刈機KJ-30を開発いたしました。

・クラス最軽量、排ガス規制対応エンジンを搭載した動力散布機MDJ4100シリーズの量産を開始いたしました。

・国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が実施する「農業機械クラスター事業」への参画、オープンイノベーションを活用した株式会社クボタの実証農場「Kubota Incubation Farm」での共同研究への参画を通じ、スマート農業や環境負荷低減に向けた研究を行っております。

・当部門に係る研究開発関連費用は、866百万円となっております。

 

② 工業用機械部門

・北米向市場で主流のステンレスマニホルド・プレートプラグタイプのプランジャポンプMODEL3621、MODEL3631、MODEL3641を開発いたしました。

・公益社団法人 日本水道協会(JWWA)認証を取得し、上水道配管に組込むことができるポンプレスウルトラファインバブル発生器UC-080を開発いたしました。

・一般消費者向けのウルトラファインバブル発生シャワーヘッドUS120(商品名habiller)を開発いたしました。

・当部門に係る研究開発関連費用は、235百万円となっております。

 

③ その他の機械部門

・気密性、耐食性及び強度を向上したアルミ鍛造製バルブ本体を採用した消火器(3型・4型・6型・10型)を開発いたしました。

・当部門に係る研究開発関連費用は、16百万円となっております。

tremolo data Excel アドインサービス Excel から直接リアルタイムに企業の決算情報データを取得

お知らせ

tremolo data Excel アドインサービス Excel から直接リアルタイムに企業の決算情報データを取得