研究開発活動

5 【研究開発活動】

当社グループの研究開発活動では、主にコールセンター/カスタマーサポート向けのチャットボット及びFAQ検索システムの開発に取り組んでおり、具体的な開発商品としては、sAI Chat(チャットボットシステム)、sAI Search(FAQ検索システム)、sAI Phone(音声自動応答システム)、Monkey App(LINEミニアプリプラットフォーム)となります。

当連結会計年度においては、主に、チャットボット、検索システム(AI)関連、データ管理プラットフォーム関連の開発を重点的に行いました。 

ソフトウェアの開発は、株式会社サイシードにおいて、最高技術責任者(CTO)以下7名の体制で実施しております。

 

当連結会計年度におけるセグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は144,840千円であります。

 

(1) ITセグメント

① チャットボット、検索システム(AI)関連

情報検索時の検索精度及び速度を改善しました。これにより、サーバー等の機器に対する負荷の削減、及び、ユーザー体験の更なる向上を実現しました。また、システムを全て統合した企業用のオールインワンパッケージの開発と機能拡張に注力いたしました。また、FAQ検索システムのデザイン性の向上にも注力し、より使いやすくすることを目指して改善を続けております。

 

② データ管理プラットフォーム関連

FAQサイト及びツールの利用履歴や、FAQコンテンツの管理を行うプラットフォームを大幅に改善しました。これにより、利用履歴のより細かい分析、データに基づくFAQの改善、その評価を行うことができるようになり、製品の目的である問い合わせ数削減に対して、大きく寄与することとなりました。

 

③ 開発体制の効率化と品質保証の徹底

前年度に引き続き、開発体制の効率化を行いました。当連結会計年度は、とりわけ海外開発拠点を利用した開発体制の拡大とコスト削減に注力いたしました。これにより、大規模案件への対応が可能になっただけでなく、開発運用費用を下げることにも成功いたしました。

 

上記の他、新規事業開発に係る研究開発を行っており、当連結会計年度における研究開発費の金額は 144,067 千円であります。

 

(2) 語学セグメント

新商品開発に取り組んでおり、当連結会計年度における研究開発費の金額は772千円であります。

 

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