研究開発活動

5【研究開発活動】

 当社グループは、新型コロナウイルス感染症による生活スタイルの変化を受けて通気量が多いドア及び抗菌・抗ウイルス性能を持つ製品をラインナップしました。その他、豊富な間取りパターンに対応できるように移動間仕切り壁を改善しました。新規デザインの開発にも積極的に取り組み、商品の品揃えをさらに充実させました。今後ますます幅広い顧客層を開拓できるよう製品開発を進めております。

 また、品質を維持したコスト削減、安全性や生産性を考慮した製品設計、クレーム発生時における即時対応策の検討、材料評価基準の策定など、これまで培ってきた技術開発力を活かし、競争優位性の向上に取り組んでおります。

 顧客の真のニーズを掴むためにも、市場の最新動向を把握すると共に、直接顧客のもとに伺い、打ち合わせの場を持たせていただくことにより、付加価値を高める製品・技術をご提案しております。

 さらに、特許や技術ノウハウなどの知的財産が重要な経営資産であるという認識のもと、その管理強化を図っております。

 

なお、当連結会計年度におけるセグメント別の研究開発費は、日本14,227千円、中国で78,973千円、その総額は93,201千円となっております。主な活動は次のとおりです。

 

(日本の研究の成果)

(1) スリットドアの開発

プライバシーを守りつつ通気量が多いドアを開発しました。また、このデザインは意匠権を取得しております。

 

(2) SIAA(抗菌製品技術協議会)会員登録

SIAAに会員登録し、抗菌・抗ウイルス性能をもつ商品をラインナップしました。

 

(3) 移動間仕切り壁の改善

従来製品よりさらに豊富な間取りパターンに対応できるように改善しました。

 

(4) 原価低減活動

材料価格の高騰を受け、使用材料や製品構造など全てにおいて検討し、原価低減活動を進めています。

 

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