研究開発活動

5【研究開発活動】

当社グループにおきましては、研究開発活動は主として当社が行っております。

 当社の研究開発活動は、新製品開発、既存製品の改良・改善及び新技術の開発であります。合成樹脂加工製品事業におきましては製品開発部が新製品の開発、既存製品の改良・改善を担当しております。機械製品事業におきましては営業開発課と設計部が担当しておりますが、技術高度化等の開発に関してはタスクチームを編成し効率的かつフレキシブルに対応しております。

研究開発スタッフは56名、当連結会計年度は研究開発費として658百万円を投入いたしました。当連結会計年度における産業財産権出願件数は18件、当連結会計年度末における産業財産権の総数は185件となっております。

 主な研究開発

 (1)合成樹脂加工製品事業

主力製品であるコンクリート補強繊維「バルチップ」においては、生産能力を増強させる設備開発を国内工場で着手、また、海外工場では新規設備導入を決定し、さらなる増産で拡大する需要に対応してまいります。

また、事業化を目指し開発を進めてまいりました延伸多孔質体「レイシス」は、防虫製品の販売を開始し、市場拡大、用途展開を進めてまいります。抗菌テープにつきましても販売を開始、さらなるニーズにこたえる製品づくりに着手しております。

 当事業に係る研究開発費は590百万円でありました。

 

 (2)機械製品事業

スリッター関連では、大手コンバーター向けに生産現場の省人化を目的とした全自動スリッターを受注開発いたしました。また、産学連携の取組みもテーマを拡大し、要素技術の解明に取り組んでおります。

押出機器の関連では、大手製紙メーカー・プラスチックリサイクルメーカー・当社の3社にて、技術的にリサイクルが難しい飲料用アルミ付紙パックの再生利用拡大を目的としたビジネスモデルを2021年5月にスタートしました。

当事業に係る研究開発費は67百万円でありました。

 

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