新型コロナウイルス感染症の終息時期は予測不能であり、当社グループに及ぼす影響を見極めることは困難ですが、そうした経営環境が極めて不透明な中においても、ステークホルダーのみなさまに安心・安全を提供し、信頼していただく企業グループであり続けるために、以下3つの取り組みを引き続き進めていきます。
(a)エネルギー事業者としての公益的使命
国民生活・経済活動を維持するためのエネルギーの安定供給と安全確保を最優先に、今後も「ライフライン事業者としての公益的使命」と「子会社・協力企業を含めた従業員等の健康・安全への配慮」を両立させていきます。
(b)企業市民としての社会的責任
困難に直面しているお客さまや協力企業・取引先・従業員をはじめ、あらゆるステークホルダーに寄り添い、社会からの理解・共感を得られる活動・発信を実施していきます。
(c)株式会社としての永続的発展
当社グループの経営に与えるインパクトは広範かつ長期にわたることが想定される中にあっても、グループ経営ビジョン「Compass2030」の実現に向けた2020-2022年度グループ中期経営計画、「Compass Action」で掲げた施策及びコロナ禍を踏まえた東京ガスグループ経営改革の取り組みを着実に実行していきます。
〈ご参考:当社グループ内外におけるこれまでの主な取り組み〉
<お客さまへの対応>
・ガス及び電気料金の特別措置(支払期限の延長)
・感染拡大防止を最優先に求めるお客さまの声を踏まえ、非面対での点検作業の実施
・ガスの製造や保安に関わる部門の勤務シフトの変更や代替拠点への分散配置等を通じた安定供給の確保
<従業員等への対応>
・感染予防対策の徹底(エチケット励行、毎朝の検温、時差勤務の活用等)
・在宅勤務やWeb会議等の積極活用及び健康管理の推進
・職場メンバーの状況変化にも配慮した職場コミュニケーションの充実
・子会社・協力企業を含めた従業員等の安全確保と感染防止を前提に、当社と子会社・協力企業における相互理解の下での作業体制構築
(2) 対処すべき課題
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