当社グループは、中長期的な経営戦略の柱として「自社製品の開発・拡充」を掲げ、当社及び関係会社の開発部門等において新製品開発を重点的に推進するとともに、従来品については製品バリエーションの追加、機能・品質の向上、コスト削減のための製品改良及び製法改善に取り組んでおります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は
(1) 空調分野
ビル設備用空調配管化粧カバー「スリムダクトRD」において、長期耐候性や塩害対策が求められる過酷な設置環境にも幅広く対応可能なステンレス仕様を開発いたしました。
(2) 給排水分野
給水・給湯用配管化粧カバー「リフォームダクトJD」において、給水管と給湯管をまとめて収納できるツインタイプ用に、段差乗り越えや曲部など様々な現場への施工を可能とする部材「フリーコーナー」を開発いたしました。
(3) 防火材分野
防火区画貫通部の耐火措置工法部材「耐火テープ」において、高断熱・大口径の冷蔵及び冷凍設備配管に対応する「耐火テープIRTZ」を開発いたしました。
(4) 表示灯分野
ネットワーク制御信号灯において、セキュアプロトコルに対応し、クラウド制御やテキスト情報を音声に変換する「Text to Speech」を標準搭載し、PoE受電やデジタルI/O、メール検知機能モデルなど、豊富なラインナップでユーザーニーズに応える「NHVシリーズ」を開発いたしました。
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