沿革

2【沿革】

 当社の前身である株式会社ナガオカ(以下「旧ナガオカ」という。)は、1934年10月、創業者である永岡増蔵が、大阪府松原市にて永岡金網工業所として創業し、1966年10月より組織を法人に改め永岡金網株式会社となり、1991年1月に株式会社ナガオカに商号変更しました。旧ナガオカは、1975年4月に石油精製及び石油化学等のプラント用の内部装置、1980年4月に取水用スクリーン、1997年5月には完全無薬の水処理装置の製造販売を始めました。

 その後も継続して新規事業へ進出、技術開発に多額の資金を投入した結果、資金繰りが悪化、手形の決済資金の手当が困難となったため、2004年8月、大阪地方裁判所に対して民事再生手続の申請をするに至りました。

 民事再生手続開始決定後、スポンサーとなった日本アジア投資株式会社が運営する再生ファンド、JAIC-事業再生1号投資事業有限責任組合により株式会社ナガオカスクリーン(現在の株式会社ナガオカ、以下「当社」という。)が2004年11月に設立され、当社が旧ナガオカより主要な事業の譲渡を受け、新たに事業を開始しました。

 当社創業後の事業の変遷は、以下のとおりです。

 

年月

概要

2004年11月

株式会社ナガオカスクリーンを大阪府南河内郡美原町(現 堺市美原区)に設立

 

旧ナガオカより石油精製及び石油化学プラントのスクリーンを使った内部装置「スクリーン・インターナル」の製造販売(エネルギー関連事業)、取水用スクリーンの製造販売及び水処理装置の製造販売(水関連事業)に係る資産等を譲り受けて事業を開始

 

商号を株式会社ナガオカに変更

2005年3月

本社を大阪府泉大津市に移転

2005年4月

特定建設業者として大阪府知事の許可(特-17)第124081号を受ける

2005年5月

株式会社MMKを吸収合併

2006年3月

工場を大阪府貝塚市に新設(2017年10月に売却)

 

ISO 9001の認証取得を受ける

2006年7月

堺市美原区(旧 大阪府南河内郡美原町)の本社工場を売却

2011年2月

中華人民共和国瀋陽市に那賀水処理技術(瀋陽)有限公司を設立(2018年11月清算結了)

2012年4月

中華人民共和国大連市に那賀日造設備(大連)有限公司(現・連結子会社)を設立

2012年9月

中華人民共和国瀋陽市に那賀(瀋陽)水務設備製造有限公司を設立(2018年10月清算結了)

2013年5月

中華人民共和国北京市に那賀欧科(北京)貿易有限公司を設立(2019年3月清算結了)

2014年7月

開発センターを大阪府貝塚市に設立

2015年6月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2017年6月

2017年10月

 

2018年7月

2018年9月

 

2019年5月

2020年3月

2022年4月

株式会社ハマダを割当先とする第三者割当増資により、同社が親会社となる

工場を兵庫県姫路市に移転

大阪府貝塚市の工場を売却

本社を大阪市中央区に移転

那賀日造設備(大連)有限公司の出資持分を追加取得し、完全子会社化

(商号を那賀設備(大連)有限公司へ変更)

工場を東京都江戸川区に新設

ベトナム社会主義共和国フンイエン省にNAGAOKA VIETNAM CO., LTD.(現・連結子会社)を設立

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行

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