5 【研究開発活動】
当社グループは、世界各国・地域のルールやニーズに沿った製品開発を行い、IoTやスマートファクトリーの進展など市場環境の変化に対応するため、自動制御技術及びその周辺技術に関する研究開発活動を実施しております。
これら研究開発活動の中核を担うのは、当社の筑波技術センターであり、さらに米国、英国、ドイツ、中国に設けた技術センターが、各地のお客様のニーズや技術情報を収集し迅速に共有するなど、緊密な連携を図っております。
自動制御機器事業においては、半導体製造装置、自動車、工作機械、医療機器、食品機械、プラント、流体・粉末搬送、一般産業機械など多種多様な用途に適応した製品機種の拡充に加え、省エネ・省スペース・軽量化などの性能向上と、生産コスト及び環境負荷物質の削減を実現する新製品開発に取り組んでおります。
当該事業の主な研究開発テーマ及び開発機種等は下表のとおりであり、当期の研究開発費は23,457百万円(前期比12.4%増)であります。
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研究開発テーマ
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開発機種あるいは拡充機種
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1
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方向制御機器の開発
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プラグイン&ノンプラグイン 次世代バルブ
小型・軽量化ソレノイドバルブ
安全規格対応バルブ
高速応答パイロット式ソレノイドバルブ
低背形2ポート・3ポートバルブ
新2ポートバルブ
パルスバルブ
薬液用エアオペレートバルブ
ピンチバルブ
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2
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駆動機器の開発
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寿命向上シリンダ
耐紛塵シリンダ
大口径シリンダ
新型増圧弁
省エネ増圧弁
ATEX対応シリンダ
ロータリアクチュエータ
協働ロボット用エアグリッパ
電動アクチュエータ高剛性スライダタイプ
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3
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汎用温調機器の開発
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半導体業界向けチラー
レーザ用チラー
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4
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高性能FA機器の開発
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ノズルタイプコントローラ分離型イオナイザー
空気用及び汎用流体用圧力センサ
大流量域空気用流量センサ
EtherNet系プロトコルのシリアル製品
耐環境フィールドバス対応真空エジェクタマニホールド
電空レギュレータ
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5
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補器類・その他
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省エネ増圧弁 排気リターン回路付き
薄型急速排気弁
クッションユニット
クーラントチェック弁
金属エルボタイプ スピードコントローラ
SUS継手
新デザイン活性炭フィルタ
EHEDG対応継手
クリーンデザインSUS継手
背面ポート供給タイプ 減圧弁
新デザインFRL
省エア インパクトブローガン/バルブ
リニアガイド
汎用タイプ・サイレンサ付真空エジェクタ
軟包装用ベロウパッド
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