研究開発活動

5 【研究開発活動】

当連結会計年度の研究開発活動につきましては、コロナ禍における「新しい生活様式」に対応した商品、トレンドを取り入れたシリーズ商品や機能性・デザイン性に優れた商品のラインアップ強化などを行い、当連結会計年度は研究開発活動に対して総額 584,105千円を投入しました。

当連結会計年度中の主な新製品開発の成果は、次のとおりであります。

 

(1) 文具事務用品事業

① 電子製品

ラベルライター関連では、ビジネス向け「テプラ」PRO最上位モデルであるラベルライター「テプラ」PRO SR-R980を開発いたしました。テープの種類を自動で識別し、テープに合わせた印刷フォームの呼び出しや、最適な印刷設定で印刷をすることができ、高精細大型ヘッドにより、文字を大きくハッキリ印字できるようになりました。

デジタル文具では、ブギーボードにシリーズ初のインテリアモデルとして「ブギーボード」BB-15を開発いたしました。外枠が細く筆記面積が大きい正方形のシンプルなフォルムで、インテリアにも馴染みます。また、付属スタイラスのマグネット部分を本体に近づけるだけで画面を消去でき、壁にかけたままでもスムーズに操作可能です。

衛生用品では、空間の二酸化炭素の濃度を検知して換気のタイミングをお知らせするCO2モニターシリーズ3アイテムを開発いたしました。 「卓上CO2モニター」「換気を促すCO2モニター」はコンパクト設計でCO2濃度をわかりやすく表示し、換気のタイミングをお知らせします。また、「ザラージCO2モニター」は大型のモニターで離れたところからもCO2濃度が確認しやすく、人の集まる場所での使用に適しています。

ウインセス㈱では、カラー綿手袋、サポーター、帆布製アウトドア用品を開発いたしました。

 

② ステーショナリー

チャック付きポケットで水や汚れ、脱落から収納物を守る「クリアーファイル チャックタイプ」、バラバラになりやすいクリアーホルダーをひとまとめにできるファイル「ホルサック」、ホチキス留めの感覚で書類をナナメにめくれる「ナナメクリファイル」「ナナメクリホルダー」を新たに開発し、機能性ファイルのラインアップ拡充を行いました。

女子文具シリーズブランド「HITOTOKI(ヒトトキ)」の新たな商品として、“手帳として使えるノート”「HITOTOKI NOTE」を発売いたしました。これまで参入していなかった手帳市場獲得に向け、ラインアップ拡充を進めております。

新たな需要獲得のため、従来手掛けていなかった商品ジャンルにも積極的に取り組んでいます。特に「バッグ・ポーチ」「収納用品」には力を入れており、「バッグ・ポーチ」では、小物と書類をまとめて持ち運べる収納ケース「ロッツ」、スマホにつける小さな財布「ウォレカ」、フラットに折りたためるトートバック「フラットート」を新たに開発いたしました。外出中に出るごみをすぐに捨てられるごみ箱ポーチ「ホルポ」は、衛生意識の高まりや、公共の場所でのゴミ箱撤去の影響を受けて大きな話題となりました。

 

 文具事務用品事業に係る研究開発費は 534,348千円であります。

 

(2) インテリアライフスタイル事業

インテリアライフスタイル事業の研究活動は、㈱ぼん家具では、主力商品の収納商品において、キッチン、玄関、リビングなどのそれぞれの場所に最適な商品の企画開発に取り組みました。㈱ラドンナでは、Toffyシリーズのキッチン家電の開発に力を入れ、「ハーフホットサンドメーカー」などの商品を企画開発いたしました。㈱アスカ商会では、完成品ドライフラワー「SOMU」の企画開発を行い、ラインアップの拡充を図りました。ライフオンプロダクツ㈱ではマスク内の空気を循環する「マスクエアーファン」を改良し、風量と使用時間をアップした「マスキュレーター」を企画開発いたしました。

 

 インテリアライフスタイル事業に係る研究開発費は 49,756千円であります。 

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