研究開発活動

5【研究開発活動】

<システム開発事業>

(1)研究開発活動に関する基本方針

 当セグメントでは、医療システム・医療ネットワークシステムに特化した研究開発型企業として企業価値を高めるとともに、現場のニーズに迅速かつ的確に対応した利便性の高い製品をユーザーに提供することで、新たな市場を創出いたします。医療のIT化を促進し、医療従事者の高齢化やITリテラシーの問題等にも対応してまいります。なお、これまでは院内システムの構築が主業であったものの、今後は院外サービスとの連携分野まで事業領域を延ばし、地域医療コミュニティ形成の一助となるよう、研究開発を進めてまいります。

 

(2)研究開発体制及び管理体制

 当セグメントでは、当連結会計年度末現在において、担当取締役以下88名(従業員比率31.2%)が研究開発に関わっております 。IT技術が特に先進的に研究されている大学病院を中心に、医療システムにおける課題・ニーズを営業部門より逸早く入手し、研究開発テーマを検討しております。

 

(3)当連結会計年度における研究開発活動

研究開発に関するテーマの選定、プロジェクト編成、予算等は取締役会において討議・決定され、その後の研究開発における進捗状況は案件ごとに取締役会に報告されるとともに、研究開発活動の継続・中止が検討・決定されます。

 

<ヘルステック事業>

(1)研究開発活動に関する基本方針

当セグメントでは、IoT・人工知能・データ分析技術を活用したヘルスケアサービス企業としての企業価値を高めるとともに、新たな市場を創出し、個人の健康・Quality of Life(QOL)の向上や企業・組織の生産性向上に資するため、研究開発活動に注力しております。

安価かつ高付加価値の製品をスピーディーに市場に提供していくため、先端技術の自社研究のみならず、既存技術の積極的活用や外部ナレッジとの連携といったオープンイノベーションを基本方針としております。

 

(2)研究開発体制及び管理体制

当セグメントでは、週1回開催されるミーティングにて定期的な意見交換を行い研究開発に活かしております。

 

(3)当連結会計年度における研究開発活動

研究開発に関するテーマの選定、プロジェクト編成、予算等は取締役会において討議・決定され、その後の研究開発における進捗状況は案件ごとに取締役会に報告されるとともに、研究開発活動の継続・中止が検討・決定されます。

当セグメントでは、視線分析型視野計GAPの機能強化に取り組むと同時に、早期認知症の診断に関する本機器の応用研究を、AMED予算取得のうえ京都大学と共同で進めております。また、「Wellness Passport」や「ベビモニ」、「OwlCare」においても、機能強化のための研究開発に取り組んでおります。

 

上記の研究開発活動の結果、当連結会計年度はシステム開発事業において研究開発費5,816千円、ヘルステック事業において21,252千円、総額27,069千円を計上しております。

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