沿革

 

2 【沿革】

当社(形式上の存続会社)は、1973年6月に化学機械器具の技術サービス並びに販売を目的として、キザイサービス株式会社の商号で設立されました。

当社は、2000年7月以降、営業活動を休止しておりましたが、2001年1月に株式会社ジャフコが運営するジャフコ・バイアウト一号投資事業有限責任組合が当社の発行済株式総数の100%を所有し、商号をジャフコ・エス・アイ・ジー株式会社に変更いたしました。

また、2001年1月下旬から3月初旬に、当社は、実質上の存続会社であるトーカロ株式会社(旧トーカロ株式会社)の株式の公開買付を行い、その発行済株式総数の97.9%を取得いたしました。

その後、2001年8月に当社は子会社である旧トーカロ株式会社を吸収合併するとともに、商号をトーカロ株式会社に変更いたしました。

この公開買付や合併は、旧トーカロ株式会社の経営陣が、海外重機械メーカーからの同社買収を阻止するため、同社の当時の親会社でありました日鐵商事株式会社(現、日鉄物産株式会社)から同社株式を買い取って独立することを目的とした、いわゆるマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われたものであります。

なお、合併前の当社は休眠に近い状態にあり、合併後は被合併会社である旧トーカロ株式会社の営業活動を全面的に承継いたしました。このため、合併前の状態につきましては、特段の記載がない限り実質上の存続会社である旧トーカロ株式会社について記載しております。また、事業年度の記載につきましては、実質上の存続会社である旧トーカロ株式会社の期数を承継しております。

 


 

 

年月

事項

1973年6月

横浜市港南区において商号キザイサービス株式会社、資本金1,000万円として設立。
化学工業薬品及び化学機械器具の技術サービス並びに販売等を行う。

1983年2月

神奈川県横浜市磯子区へ本店を移転。

2000年7月

営業を中止し、休眠会社となる。

2000年8月

東京都北区へ本店を移転。

2001年1月

株式会社ジャフコが運営するジャフコ・バイアウト一号投資事業有限責任組合の100%出資となり、商号を「ジャフコ・エス・アイ・ジー株式会社」に変更、本店所在地を東京都千代田区へ移転。

 

実質上の存続会社であるトーカロ株式会社(店頭上場企業)の経営陣による同社のマネジメント・バイアウトの一環として、同社株式に対して公開買付を開始。

 

 

 

年月

事項

2001年3月

トーカロ株式会社の公開買付を終了。トーカロ株式会社の発行済株式総数の97.9%を保有する親会社となる。本店所在地を神戸市東灘区へ移転。

2001年8月

トーカロ株式会社を吸収合併。
商号を「トーカロ株式会社」に変更。

2002年3月

本社及び溶射技術開発研究所で「ISO 14001」の認証を取得。

2003年5月

神戸工場で「ISO 9001:2000」の認証を取得。

2003年12月

当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場。

2004年9月

日本コーティングセンター株式会社(現、連結子会社)の全株式を取得し、子会社とする。

2004年10月

溶射技術開発研究所を明石工場隣接地へ移転。

2005年3月

当社株式を東京証券取引所市場第一部に上場。

2005年4月

中華人民共和国広東省広州市に出資比率70%の現地法人、東華隆(広州)表面改質技術有限公司(現、連結子会社)を設立。

2006年5月

日本コーティングセンター株式会社の本社及び本社工場を神奈川県大和市から神奈川県座間市へ移転。

2006年10月

東華隆(広州)表面改質技術有限公司が中国当局からの営業許可を取得、操業を開始。

2008年11月

名古屋工場で「JIS Q 9100」の認証を取得。

2010年9月

明石第三工場を明石工場に移転、統合。

2011年5月

中華人民共和国江蘇省昆山市に出資比率90%の現地法人、東賀隆(昆山)電子有限公司(現、連結子会社)を設立。

2011年6月

中華民国(台湾)台南市に出資比率50%の現地法人、漢泰国際電子股份有限公司(現、連結子会社)を設立。

2011年7月

宮城県黒川郡大郷町に宮城技術サービスセンターを設置。

2012年8月

当社の全拠点で「ISO 14001」の認証を取得。

2014年3月

名古屋工場で「Nadcap」の認証を取得。

2014年8月

神戸工場を神戸市東灘区から神戸市西区へ移転。

2014年12月

明石工場で「JIS Q 9100」の認証を取得。

2015年11月

名古屋工場を名古屋市緑区から愛知県東海市へ移転。

 

米国カリフォルニア州に出資比率100%の現地法人、TOCALO USA,Inc.(現、連結子会社)を設立。

2017年6月

インドネシア共和国に出資比率100%(間接所有含む)の現地法人、PT.TOCALO SURFACE TECHNOLOGY INDONESIA(現、非連結子会社)を設立。

2017年8月

本社を神戸市東灘区から神戸市中央区へ移転。

 

明石工場で「Nadcap」の認証を取得。

2018年8月

千葉県船橋市に東京第二工場(現、東京工場鈴身事業所)を設置。

 

(注1)2022年4月に東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行しております。

(注2)2022年4月に水島工場を岡山県倉敷市松江から岡山県倉敷市宇野津へ移転し、倉敷工場に改称しております。

 

 

(旧トーカロ株式会社の沿革)

 

年月

事項

1951年7月

神戸市東灘区に、資本金1百万円をもって、東洋カロライジング工業株式会社を設立、カロライズ加工・販売を開始し、同時に神戸工場を設置。

1958年3月

金属溶射分野の研究開始。

1959年11月

千葉県船橋市に東京工場(現、東京工場行田事業所)を設置。

1960年10月

金属溶射部門の本格的営業を開始。

1969年11月

北九州市小倉区(現、小倉南区)に小倉工場(2012年廃止)を設置。

1973年8月

岡山県倉敷市に水島工場を設置。

1974年8月

神戸工場に溶射、機械設備を増設。

1975年11月

神戸工場にTDプロセス工場を新設。

1976年3月

東京工場にTDプロセス工場を新設。

1980年4月

名古屋市緑区に名古屋工場を設置。

1980年7月

神戸工場にZACコーティング法の技術をアメリカのカマンサイエンシズコーポレーションより導入。

1980年9月

大阪府豊中市に豊中工場を設置。

1981年9月

「トーカロ株式会社」に商号変更。

1982年7月

兵庫県明石市に明石工場を設置。

1983年10月

豊中工場を閉鎖し、神戸工場に集約。

1989年4月

兵庫県明石市に明石工場の機械加工専用工場として、製造部機械課分工場(明石第二工場)を設置。

1991年3月

兵庫県明石市に明石工場のPTA処理加工専用工場として、明石第三工場を設置。

1992年1月

神戸工場のPTA設備を明石第三工場へ移転。

1993年10月

明石工場に隣接する土地・建物を賃借し、新溶射技術の開発を開始。

1996年2月

本社社屋を新築完成。

1996年10月

当社株式を店頭登録銘柄として日本証券業協会に登録。

1997年7月

福岡県京都郡苅田町に小倉第二工場を設置(現、北九州工場)。

1998年6月

明石工場事務所棟を新設。

1998年7月

小倉第二工場(現、北九州工場)で「ISO 9002」認証を取得。

1998年9月

東京工場パウダー溶射棟の改築。

1999年5月

東京工場で「ISO 9002」認証を取得。

1999年10月

明石工場で「ISO 9002」認証を取得。

2000年9月

小倉第二工場(現、北九州工場)に溶射工場棟を増設。

2001年8月

ジャフコ・エス・アイ・ジー株式会社に吸収合併。店頭登録廃止。

 

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